いつまでもみじゅくなのが

【『親業』より】

Smile Family Letter💝  vol.178

家族に笑顔と輝きを✨

親と子どもの未来を育む『親の学校』

見岳 亮一郎(たけちゃん)です😊

子ども達はその可愛い姿や言動から、たくさんの『大切なこと』を教えてくれます。

さてさて、今日は『親業』という本からのエピソードです

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『親業』という本があります。

もう感動して感動して・・・と書き出したら長くなるのでやめといて

※↓「親業訓練協会」のHPアドレスです。僕もじきに受けるでしょう!

https://www.oyagyo.or.jp/contents/index.html

今日はその中のエピソードを紹介したいと思います。

親子の対話において、

・第1法(親が勝ち、子どもが負けるコミュニケーション:親が権力や圧力を使って子どもを従わせる)

・第2法(子どもが勝ち、親が負けるコミュニケーション:親が子どもとの衝突を嫌い子どもに譲る)

この2つがよく使われますが、この親業では、

第3法(勝負なし法:)

をおすすめしています。

第3法とは簡単に言うと、お互いの意見をぶつけ合ってどちらかが折れたりするのではなく(勝ち負けではなく)、「話し合いで決める」というものです。

さて、この第3法を使ったコミュニケーションはどのようなものでしょうか・・・

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第3法では、子供が出した解決策を、最終的に採用することがよくある。

当然、子供はそれがうまくいってほしいという気持ちになる。

親業訓練に参加したある親は、次のような例を出した。

4歳になるジーンは、毎日、父親が勤めから帰るとすぐに遊び相手をしたもらいたがった。ところが父親の方は~(中略)~まず休みたいと思うのだった。

ジーンはよくそういう父親の膝にのり、新聞をくしゃくしゃにし、甘えたり、ねだったりして、父親の邪魔ばかりした。

父親は第1法と第2法をやってみた。第1法では、子供をがっかりさせてしまい、その結果は不満足であった。

第2法では、子供に譲ることを面白くないと感じた。

そこでジーンに、二人の対立がなにであるかを説明し、両方がいいと思うような解決策をさがそうと提案した。

数分でそれが見つかった。

それは、二人でいっしょに遊ぶが、遊ぶのは父親が新聞を読み終わり、飲み物を一杯飲むまで待つこと、というものだった。

二人ともその約束をきちんと守った。

あとでジーンは、母親に「パパのお休みの時間には邪魔しちゃいけないのよ」といった。

数日後、ジーンの友達が父親に近寄ると、パパの休み時間には邪魔しちゃだめだ、と強くいった。

この例は、決定に参加したならば、それを実行するとき子供がいかに強く動機づけられるかを示している。

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「話し合いで決める」という手法事態は、別段真新しいものではなく、普通に使われている民主的なコミュニケーションです

しかし、実際の親子のコミュニケーションにおいては、なぜか親が一方的に決めてやらせたり、上から権威を振るって子どもに制限を加えようとする場面が多々見受けられます

この第3法では、「参加の原則」に従っているので、解決策を実行しようという気持ちを、子供が強く持つことになります

これは大人が働く現場でも同様です。

部下に関係する事柄については部下からの参加を大幅に許す上司の下では、生産性、職務上の満足、士気が高まり、離職率が下がるというデータが出ています。

ぜひ、親子でも職場でも夫婦でも使える、人生に役立つコミュニケーションスキルを磨いてみませんか

本日もお読みいただきありがとうございました💖

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PS.イラストは、CHIHOちゃんが描かれたものです。許可をいただき使わせていただいております。素敵な絵をありがとう‼️‼️

このイラストが気になる方は、僕かCHIHOちゃんに声をおかけ下さい。

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