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鬼に見えた旦那…その後

豪雨後の大渋滞。

本来なら3ルートはある帰路。豪雨が原因で1ルートのみになってしまい、歴代に入る大渋滞。携帯の電波はゼロか1本、良くて2本。電池はみるみる減って行く。でも、地獄から復活した私は近くで1泊する事しか頭にありませんでした( ̄∀ ̄)

翌日は仕事休みだし、ちょいと高いかもだけど一泊しよ〜ね〜一泊しようよ〜と何度か口に出してみたんだが、反応してくれるのは二人の娘だけ…旦那は聞こえてないふりなのか、また鬼旦那か?本気だと思ってないのか…運転に専念(専念して当たり前よね)。
そしてまた山の中へ…
相変わらず携帯の電波は1本。これでは宿検索は電池消費がさらに加速するので宿探もできない。しかも、コロナ禍とは言えお盆期間最終日の当日予約にペット同伴可の宿なんてそう簡単に見つかるわけがない。あってもめちゃ高いお高級なセレブ宿だよな〜、やっぱ帰宅するのみか…
そうこうしいるうちに、2回目の尿意を感じた時にトイレマークの標識発見!どうやら数キロ先にあるらしいがココは大渋滞中。何分後に着くのかは全く不明。またまた我慢との戦い!なんて薄暗い外を見るとピンクの傘をさした女性が一人歩いてるのが見えた。ん?なんでこんな山の中を?トイレ行きたくて?でも、かなり先だけど…?そして少ししたらその女性が見えなくなった。というか消えた?1本道しかないし、下に降りる階段でもあったかな?でもこの暗さだし… ん?ん?
まぁいいか…
そして暫くするとトイレに到着。
はい!予想してたましたよ。
トイレ大渋滞…( ̄∀ ̄)
トイレの外に連なるトイレ待ちざっと30メートル程。しかも寒い小雨で、傘は役に立たない。娘と3人でしばらくして、フと思い出した事を口にした。『そう言えばあの歩いてた人ってこのトイレに向かってたのかな?』と話したら… 
どうやらその女性を見たのは車の中で私だったようで…
うん、忘れよう(°_°)

トイレ待ちあと3人となった時に、トイレの入り口付近でいきなり泣きはじめた小学高学年らしき女の子。どうした?トイレ間に合わないの?譲るよ、先にどうぞ?と思っていたら、その女の子は泣きながら近くの女性に『わかりません。何処ですか?連れていってください〜』と大泣き。どうやら迷子らしい。暗い大きめのトイレのみのパーキング。パーキングは車でぐちゃぐちゃ。携帯も無しに一人でトイレに来て車が何処にあるかわからなくなったのか?親とはぐれたのか?
にしても、こんな暗い雨の生の中のパーキング。親はどうした?一人でトイレに行かせたのか?車移動したなら迎えに来なきゃこの暗いのか子供には無理だよ…とアホな親に苛立ちを感じちゃった…。まぁ、親切なおじさんが『迷子なの?じゃ、おじさんと一緒に探そう!』と歩いて車探しに行ってくれたけど…あの子大丈夫だったかな…

こうして、ハプニング多めの遠出。普通なら4時間もしないで帰宅できるところ、12時間近くかかり、鬼に見えた旦那も含め忘れられない日になりました(*´∀`*)


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