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5月の音楽レク【昭和22年】

5月前半はゴールデンウィーク後半。祝日が並びます。今回は「憲法記念日」に注目してプログラムを作成しました。

「日本国憲法」が施行されたのは昭和22年5月3日、この日を祝日と定めました。

昭和22年、この年はどんな年だったのでしょう。こちらを参考にお読みください。
戦争が終わって2年、ベビーブームでもありました。この年に子どもを産んだ、と言う方は少なくありません。


『鐘の鳴る丘(とんがり帽子)』 

菊田一夫作詞 古関裕而作曲 川田正子歌 昭和22年

NHKラジオドラマ「鐘の鳴る丘」の主題歌です。
当時ラジオは茶の間のまん中にあり、時にはBGMとして、時には情報を得る手段として、時には娯楽として大活躍でした。
ラジオドラマは「君の名は」がとても有名ですね。
その時間には銭湯の女湯が空になったとか。

「当時のラジオは大きくて中に真空管が入っていた」「浪曲、落語なども聞いた」と思い出した方がいました。


『山小舎の灯』

米山正夫作詞作曲 近江俊郎歌 昭和22年

ラジオドラマと並んで人気があったのがラジオ歌謡です。
この歌もその中の1曲。
穂高、白馬、樺の木、山小屋と山好きな方にはたまらないでしょう。


『星の流れに』

清水みのる作詞 利根一郎作曲 菊池章子歌 昭和22年

「こんな女に誰がした」という歌詞が悲しみを表しています。
新聞に載せられたある女性の手記からこの歌が生まれました。
戦争の傷跡がまだまだ残っている年です。


『啼くな子鳩よ』

高橋鞠太郎作詞 飯田三郎作曲 岡晴夫歌 昭和22年

歌い終わると「はぁ」と溜息が洩れます。
「いい歌だねぇ」という声が聞こえてきます。

岡晴夫はたくさんのヒット曲があり、みなさんに馴染みがあります。
おかっぱると呼ばれて親しまれたのだそうです。


『雨のオランダ坂』

菊田一夫作詞 古関裕而作曲 渡辺はま子歌 昭和22年

この歌も大変人気があります。
マドロスさん、縞のジャケツ、オイルのコート、オランダ坂と異国情緒が漂います。


『港が見える丘』

東辰三作詞作曲 平野愛子歌 昭和22年

横浜の港が見える丘公園はこの歌のヒットでその名がついたのだそうです。
桜の花びらがチラリホラリと散っている、そんな頃に歌うのもいいですね。

ベルのオブリガート奏をしましょう。

楽器活動については会員登録の上「音楽療法のヒント!」をお読みください。


観賞(参考)

『愛しのクレメンタイン』
アメリカ民謡

昭和22年(1946年)アメリカ映画「荒野の決闘」の主題歌です。
ギターソロ~ヴァイオリン&ギターの演奏をしました。

ギターにとても合っている曲です。
弾いているうちに思い出したのでしょうか、英語で歌いだした男性の参加者がいました。


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