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音楽レク【笹本恒子】


今回は100歳(2015年)の現役写真家の笹本恒子さんの著書から
笹本さんの「ひとりで楽しく暮らす、5つの秘訣」を紹介しながらのプログラムです。

上の著書は笹本さんが97歳の時に書いたものです。

写真がたくさんありますので、印刷してお見せしながらプログラムをすすめていきましょう。

100歳以上のかたはそういませんから、みなさん、「へ~」「すごいわね」と感心して聞いています。

中には、本を買って読みました、と報告してくれる方もいました。


一杯のコーヒーから 

藤浦洸作詞 服部良一作曲 霧島昇&ミスコロンビア歌 昭和14年


花言葉の唄 

西条八十作詞 池田不二男作曲 松平晃歌 昭和11年

【秘訣1:温かい家で暮らす】

笹本さんは東京にあるマンションの10階で一人暮らし。
ひとりでも快適に住めるように改装をして、お気に入りのものに囲まれて暮らしています。
ベランダには緑がたくさんあり、おおきな窓からは日の出から夕暮れまで、そしてぽっかり浮かんだお月様が見られます。

お部屋の色使いに気を付け、コーディネートをしています。
下の写真は笹本さんのお部屋です。ステキですね。

この2曲はそんな温かい雰囲気にぴったり。
そう思い選曲しました。


三百六十五歩のマーチ 

星野哲郎作詞 米山正夫作曲 水前寺清子歌 昭和43年


【秘訣2:ちゃんと食べる、ちゃんと歩く】

上の写真はある日の夕食と笹本さんの歩く姿です。
食事は毎食手作り、手の込んだものではないですが、器や食材の彩りが美しいですね。
夕食には1杯のワインを欠かさないのだそうです。

また、お出かけの時には駅までの20分の道のりを、片道は歩くようにしているのだそうです。
背筋がピンと伸びていますね。

上の写真、なんて身体が柔らかいんでしょう。
毎朝のテレビ体操を欠かしません。


【秘訣3:身だしなみに手を抜かない】

手作りの服、大きなアクセサリー、メガネは洋服で替える、マニキュア
そして色使い、歳を取ったら中間色はNGだそうです。


涙の渡り鳥 

西条八十作詞 佐々木俊一作曲 小林千代子歌 昭和8年


【秘訣4:年齢を悟られずに生きる】

フリーの写真家なので、仕事を得るためには、高齢だということを隠す必要があったのだそうです。
そうすれば自然と若々しくていられますね。

ときどき落ち込んで泣きたくなると映画館で映画を見る、
2時間も見ていると、もやもやした気持ちはスーッと無くなっています。
美術館でも音楽会でもいいですね。


恋しているんだもん 

西沢爽作詞 市川昭介作曲 島倉千代子歌 昭和36年


【秘訣5:読む・書く・仕事&恋をする】

気を付けないと一日だらだらしてしまうので、新聞を毎日読み、世の中の情勢を把握しておく。
気づいたこと、覚えていたいことなどはいつも決まった「落書き帳」に書き留めます。
お礼は必ず手紙で。
スケジュール帳は取材などでびっしりです。

最後にステキな恋の物語が書かれています。


バラが咲いた 

浜口庫之助作詞作曲 マイク真木歌 昭和41年

歌唱をしたのち、歌詞を貼がし、色楽譜を貼ってベルの和音奏(inC)をします。
中間部、オリジナルはコードは何種類もありますね。
できればそれに越したことはありませんが、難しいようなら、3和音に置き換えてしまっていいと思います。

楽器活動については会員登録の上「音楽療法のヒント!」をご覧ください。


ここに幸あり 

高橋鞠太郎作詞 飯田三郎作曲 大津美子歌 昭和31年

最後はこの歌で〆ましょう。


下の動画は99歳の笹本さんです。
こんなふうにステキに歳を重ねていきたいものですね。


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