「あまろっく」と「82年生まれ、キム・ジヨン」
今日、休日、Amazonプライムビデオで2本の映画を観た。
1本目は偶然Amazonプライムビデオの「トップ画面」を開いた時、無料配信をやっていたのが、今年4月に公開された映画「あまろっく」。
早い‼️早すぎる‼️でも、嬉しい‼️
映画の舞台は、関西人が親しみを込めて「あま」と読んでいる兵庫県尼崎市。
「あまろっく」とは、この尼崎を津波から守っている「2つの水門」である、通称「あまろっく」。
主演は江口のりこ。共演に中条あゆみと笑福亭鶴瓶。
関西人である僕にとって、「関西弁」のやり取りは本当に痺れるほど心地良い。
詳しくは「ネタバレ」になるので書かないが、「悪人が全く出て来ないあったかいホームドラマ」、例えれば、この映画は「尼崎版・寅さん」だと思う。
江口のりこと笑福亭鶴瓶が巧いのはもちろんだが、中条あゆみが素晴らしくいい。
彼女は軽やかに「とっても難しい役」に挑戦している。
西井史子の脚本が素晴らしい。僕が彼女と仕事をしていた頃、彼女は「プロットライター」をしていた。
例えば、脚本家・遊川和彦さんとプロデューサーである僕たちの「ドラマ企画打ち合わせ」に参加して、「ドラマの企画書」を書き上げる、結構地味な仕事なのである。
その彼女が素敵な映画の脚本を書いているのを知って、正直とっても嬉しかった。
それと「尼崎の風景」を切り取った「撮影監督」「監督」の勝利。
「監督」の「演出のリズム」も堂々としていて、安心して観ていられる。
2本目は韓国映画「82年生まれ、キム・ジヨン」である。
この映画は漫画「AV女優ちゃん」の作者・峰なゆかさんが推薦していたので観た。
主人公の女性は保育園に幼い子供を預けながら、仕事に励む女性。
しかし、彼女は「女性」という「性」ゆえ、「社会の様々な差別」を受け続ける。
心をストレスで押し潰された彼女は知らない間に「精神病」にかかっている。
彼女は「元気な頃の笑顔」を取り戻せるのだろうか❓
この映画もまさしく、「ホームドラマ」。
2本とも「素敵な映画」だった。
日々観ている映画の中には「退屈な寝てしまいそうな映画」もあるが、当たり外れはあって当然。
「ハズレだと思った映画」にも「勉強になる要素」が必ず含まれている。
たくさんの映画を観る事が大切だ。
それは映画館かテレビでしか映画を観られない、半世紀前の1970年代から感じていた事。
今日はAmazonプライムビデオに入っていて、お得感と幸せを感じた1日だった。
映画って、本当に面白いねぇ〜
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