外角低めの大学生

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学校と感染症

今回のテーマは「学校と感染症」 感染症に関わる法律  学校保健安全法  第十九条 校長は、感染症にかかつており、かかつている疑いがあり、又はかかるおそれのある児童生徒等があるときは、政令で定めると ころにより、出席を停止させることができる。 第二十条 学校の設置者は、感染症の予防上必要があるときは、臨時に、学校の全部又は一部の休業を行うことができる。 学校の新しい生活様式  三密の回避;密集・密接・密閉。  オンライン授業・ホームルームの導入。  登校日、分散

    • 教育振興基本計画

      今回のテーマは「教育振興基本計画」 教育振興基本計画とは?  教育基本法に規定されている、教育振興のための基本的方向や施策を定めたもの。2018~2022年度は第3期計画。国レベルの方針。 内容  個人と社会に分けて言及。 ○個人  「自立した人間として、主体的に判断し、多様な人々と協働しながら新たな価値を創造する人材を育成していくこと」 ○社会 「一人一人が活躍し、豊かで安心して暮らせる社会の実現」       「社会の持続的な成長・発展」 今後の基本的方

      • 令和元年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果

        概要 2008年度開始。小5と中2を対象とする。握力、上体起こし、長座体前屈、反復横跳び、20㍍シャトルラン(1500㍍走)、50㍍走、立ち幅跳び、ソフトボール投げ(ハンドボール投げ) 結果  ・全体的に低下しており、小学校男子は過去最低。  ・持久走、50㍍走が大きく低下。  ・1週間の運動時間が420分以上の割合は減少、特に男子。  ・420分を越えている人の得点はそれ以外に比べ高い。  ・スクリーンタイム(1日あたりのテレビ・スマホ・ゲーム等の視聴時間)が

        • TALIS2018

          TALISとは? 別名OECD国際教員指導環境調査。(TALIS:Teaching and Learning International Survey)学校の学習環境と教員及び校長の勤務環境に焦点を当てた国際調査。OECD加盟国等48カ国・地域が参加。日本は小中そろっての参加が今回初となる。 良かった点 ①学級の規律、学習の雰囲気が整っている 「児童生徒が授業を妨害するため、多くの時間が失われてしまう。」教員の割合は小学校で参加国中最も低い。(中学校でも2番目に低い)

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        • イディオムストーリー
          9本

        記事

          教員免許更新制

          どういう制度? 2009年から始まった教員免許を10年ごとに更新する制度。不適格教員の排除を目的としているものではなく、定期的に最新の知識・技能を身に付けることで、教育の質を保つ。夏休み等に大学やオンラインで受講する。 原則、免許が失効する2年程前から、30時間以上の免許状更新講習を受講した後、免許管理者に申請することで、免許の更新となる。 (管理職をはじめとする、教員を指導する立場にある者は講習免除) 内容(全30時間以上) 必修領域(6時間以上);全員対象 選

          教員免許更新制

          自殺

          今回のテーマは「自殺」 現状 令和元年度 小:4人  中:91人  高:222人 計317人→過去46年で5番目に多い数字 自殺者の約60%は、普段の様子と変わらず原因が不明 参考 令和元年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について 対応 重点1 子供の気掛かりな様子を見逃さずに、状況を確認する。 重点2 子供に生命の大切さを指導するとともに、困難やストレスへの対処方法を身に付けさせる。 重点3 相談しやすい環境の中で、子供の不安

          TIMSS2019

          今回のテーマは「TIMSS2019」 TIMSSとは? 国際数学・理科教育動向調査。IEA(国際教育到達度評価学会)が4年ごとに実施。小4と中2が実施。 結果 良かった点  ・小中、両科目ともに、平均得点は高水準。全てベスト5。  ・中学校数学の得点が上昇。  ・小中、両科目ともに、「勉強は楽しい。」と答えた割合が増加。 悪かった点  ・小学校理科の得点が下降。  ・中学校両科目の「勉強は楽しい。」と答えた割合が国際平均以下。 国際的にみると、理数系は得

          PISA2018

          今回のテーマは「PISA2018」 PISAとは? 生徒の学習到達度調査。OECD(経済協力開発機構)が実施。 15歳(中3)を対象に2000年から3年ごとに、読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3分野で実施。 結果 良かった点  ・数学的リテラシー、科学的リテラシーは、引き続き世界トップレベル。 悪かった点  ・読解力が15位に転落(PISAショック) 自分の考えを他者に伝わるように根拠を示して説明することに課題。  ・学校教育でのICTの活用時間

          平成31年度全国学力・学習状況調査

          全国学力・学習状況調査とは?  全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策を検証し、改善に役立てることを目的に2007年度より毎年実施されている調査。 2021年度からPCなどで解答する方式を試行的に導入予定。 調査対象、内容  小6;算数、国語  中3;数学、国語  +学習意欲、学習方法、学習環境等の質問紙調査。   ・国、算の興味関心は増加傾向。(小学校) ・国、数の興味関心は増加傾向。(中学校)→小6時よりは低下。 ・英語の重要性に肯定

          平成31年度全国学力・学習状況調査

          特別な教科 道徳

          今回のテーマは「道徳」。2015年の学習指導要領改訂により、教科化。 目標 道徳教育の目標に基づき、よりよく生きるための基盤となる道徳性を養うため、道徳的諸価値についての理解を基に、自己を見つめ、物事を多面的・多角的に考え、自己の生き方についての考えを深める学習を通して、道徳的な判断力、心情、実戦意欲と態度を育てる。 内容 A  主として自分自身に関すること。 B 主として人との関わりに関すること。 C 主として集団や社会との関わりに関すること。 D 主として生

          特別な教科 道徳

          教育実習⑤

           今回は教育実習の「研究授業編」です。1回の授業を多くの人に見学してもらい、アドバイスをもらいます。大体最終週の中日とかにあると思います。中高の人は自分の専門科目で小学校や特別支援学校は自分で決めたりすることもできます。専門科目+道徳で2回研究授業があることも多いです。  普通の授業と研究授業は何が違うのでしょうか?違いは2つあると思います。 1 準備期間の長さ  研究授業には準備にめちゃくちゃ時間をかけます。最初の週には、研究授業の内容を決め、そこに合わせて授業を進め

          教育実習④

           今回に教育実習ついてです。その中でも「授業編」。 実習前は子どもたちの前で授業なんてできるのかと不安になると思います。私もそうでした。大学でも模擬授業みたいなことはすると思いますが、相手も大学生で練習した気にはならないですよね。 教育実習ではまず授業をどれくらいするのでしょうか?これは学校によって全くバラバラです。それでも最低10時間はやると思います。感覚的にですが、規模の小さい学校ほどたくさん授業を任せてくれる印象があります。ちなみに、副免での実習だと2日目から授業を

          教育実習③

           今回は教育実習中の一日の流れをまとめたいと思います。(小学校;授業が無い日ver) 6:45 家を出る 7:30 学校着  ジャージに着替え、指導教員と軽く1日の打ち合わせ 7:45 登校指導 挨拶、検温チェック等 8:30 朝の会  時事ニュースを紹介 8:45 授業 自分が授業する時以外は、自分のクラスで担任の先生のサポートをしながら子どもと関わる。+指定された他の先生の授業を見学。 10:30 20分休み エンドレス鬼ごっこ    授業  管理職による講

          教育実習②

           前回に引き続き教育実習。今日は実習中(初日)の話です。  まずは初日。最初は子どもたちに挨拶!!・・・と思いますが最初に待ち構えるのは、先生たちへの挨拶です。朝の職員会議に入っていき、自己紹介や豊富なんやらを話します。大勢の大人の前で話す機会はそうそうないのでとても緊張した覚えがあります。  その後は、子どもたちへの挨拶。本来は全校朝礼とかで挨拶するみたいですが、コロナ禍なので放送での挨拶だったり、担当するクラスだけでの挨拶だったりします。私もクラスでの挨拶で、自己紹介

          教育実習①

           今日からしばらくは、教育実習のことを書いていきます。 なぜ書くかというと、私自身実習前は何をすればいいのか分からずとても不安だったからです。なので、これから教育実習へ行く方の参考に少しでもなれば良いなと思います。 しかし、色々な理由からあまり詳しく書くことはできないので、話半分で見てください。 また、幼・小・中・高・特それぞれの学校種によって異なると思いますが共通しそうな部分を中心に伝えていきたいと思います。 教育実習 準備編 今回は「準備編」。どんなことでも始まる

          児童虐待

          今回のテーマは「児童虐待」 定義 児童虐待の防止等に関する法律には以下のようにある。 第二条 この法律において、「児童虐待」とは、保護者(親権を行う者、未成年後見人その他の者で、児童を現に監護するものをいう。以下同じ。)がその監護する児童(十八歳に満たない者をいう。以下同じ。)について行う次に掲げる行為をいう。 一 児童の身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴行を加えること。 二 児童にわいせつな行為をすること又は児童をしてわいせつな行為をさせること。 三 児