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おしゃべりは上手だが人の話を聞いていない。

女の子に多いような気がします。

最初は、その子の方から良く話しかけてくれて、
自分のこともお話してくれるので、
同じように、
こちらが話すことも理解してくれているのだろうと思うのです。

ところが

しばらく同じ時間を過ごしていると、
見えてきます。

その子の中の世界には、
確固としたものが
すでにあって、
その隙間に入ろうと思うと、
一筋縄ではいかないことが。

お散歩中に、
可愛いお花を見つけて、
見つけた嬉しい気持ちを、
その可愛さを、
伝えようとしても、
全然伝わっていない、、ように見える。

私が発した言葉は、
その子のどこで止まっているのだろうか。

・そもそも、言葉として耳に入っていない
・耳には音として入ったけれど、意味のある文章としては理解されていない。
・言葉も意味も理解は出来ているけれど、興味がないから返事をしない。

今もその答えを探るべく、日々、関わっている。

何年も保育士をやっていると、
同じようなタイプの子に出会うことがある。

出会うたびに、
あ、この子はこのタイプなんだな。

そう思って、毎回、どうにかして、
自分の言っていることを、
その子に分かってもらいたいと思っていたけれど、
それは
とても厚かましいことなのではないか、
ということにふと気が付くのです。

まずは、傾聴。

せっかくのおしゃべり上手さん。
お話してくれること、
繰り返し、聞いてきてくれることに、
何度でも真摯に向き合い、
その子の気持ちを満足させてあげるとどうなる?

今は5月。
数か月後の変化が、楽しみになってきました。







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