年度末人事異動内示、ついに退職者の欄に名前が載る!
昨日までの6日間。
目まぐるしくて慌ただしくて、感情の上がり下がりも激しくて、ひとつひとつの記憶がないぐらいの密度の濃さでした。
まずは、勤務先の幼稚園の修了式、卒園式、閉園式。
担任としての仕事だけでなく、それぞれの式でピアノ伴奏の担当になっていたのですが、子どもたちの歌声がそれはもう素晴らしくて心に響きすぎて、連日号泣しながらピアノを弾いていました。
この先、こんな風にピアノを弾くことはないかもしれない、
と思ったらさらに泣けました。
どの式も主役の子どもたちは立派で、歌も褒めてもらってようやく私の肩の荷も下りました。
そして。
その間に年度末人事異動の内示があって
保護者の前で離任の挨拶をして、
閉園記念の展示公開で(今週も続く)
地域の方や歴代職員が続々とやってきて、
さらには娘の保育園の役員会の引継ぎ会があって、(来年度は会長をやることになっている)
って、どれもこれも相当なパワーが必要だったので、すっかり疲労困憊、記憶も曖昧だったりします。
年度末人事異動内示
さて。
ここでずっと発信してきた退職についてですが。
一昨日、年度末人事異動の内示があって、退職者の欄にしっかり私の名前がありました。
これまで、間違って異動者の欄に次の配属先と共に名前が載るんじゃないかと何度も思っていたので(笑)。
ようやく、胸を張って「退職します」って言えるようになりました。
ここまで10ヶ月。
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長すぎたーーー!!
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実は、2月末辺りから、園長先生が他園と情報共有を始めたので、私以外の退職者の情報が入ってきたり私が退職することが周りに知られたりという状況になったのですが。
内示があるまで、私本人のところには誰からも連絡が来ませんでした。
そして、この内示以降。
現在、勤務先の幼稚園が閉園記念展示公開をしているので、他園の職員も続々とやって来るのですが、
私の母経由で退職を知ったけど黙ってくれていたり、退職の話を聞いたけど半信半疑で連絡しずらかったりしたそうで。
何というか、さすが公務員。
ちゃんと守秘義務を守ってる!
って妙に感心したのでした。
退職を知った周りの反応(保護者編)
異動の内示が出ると、幼稚園の保護者に異動者の名前と配属先がメールで一斉送信されます。
勤務先の幼稚園は3月末で閉園になるので、職員全員が異動の対象になります。
私以外にも退職の職員はいるのですが、移行する3、4歳児と共に民間のこども園に転職するので、保育の仕事を離れるのは私だけなんです。
メールを開いた時に、名前の後ろに(退職)と書かれたのが私だけだったので、それが保護者の皆さんに衝撃を与えたようでした。
翌日は閉園式で朝から全園児が親子で登園してきたので、
「先生、辞めちゃうんですかーーーっ!?」
ってたくさん声をかけていただきました。
担任をしているクラスの子どもたちと同い年の娘がいることは折に触れて話してきていたので、閉園式後の離任の挨拶の時に、
家庭にもう少し重きをおいた働き方に替えたい
と話したら、うなずきながら聞いてくださった方が多かったです。
(ちなみにこの挨拶の時も号泣してます。号泣しててもピアノは普通に弾けるし話もできるタイプ)
退職を知った周りの反応(同業者編)
これは、主に他園の同僚や退職された先輩方。
掛けられた言葉はだいたい以下の3種類。
①「もったいないじゃん!!」
これは、意味が2パターンあるなと感じたのだけど。
・スキルと経験を積んだのに、ここで終わらせるのはもったいない
・せっかく公務員で安定した仕事なのに辞めるのはもったいない
感じ方は人それぞれなので好きなように言ってくれて構わないけど、
保育のスキルは幅広いから、現場にいなくても生かせる場面はたくさんあると思うし、何より私は公務員でいることが窮屈なんだよーーー!!
っていうのが正直な気持ちです。
②「そうだよね、人生、1回きりだもんね」
これは、全肯定、背中を押してくれるパターン。
「私の友達にもそういう人いるよ」って教えてくれたり「本当なら私もそうしたいって思ってる」人もいることがわかったりしました。
そうなんです、当たり前だけど人生って一度きりなんです。
やりたいことがあるなら何かを手放してでもやるべき!!
って私は思います。
③「何でもできるからいいよね」
実は、これがいちばん多く言われた言葉です。
これ、褒められているようで、ある意味ディスられてるよなー、ってここ最近感じてます。
確かにね、保育の仕事に関してどの分野でも平均点はクリアしていると思うんです。
(自己肯定感が高くてごめんなさい:笑)
特にここ数年、家庭と両立していく上で、頑張らないことをモットーに仕事をしてきたので。
何でもできるかもしれないけど、とびぬけて何かができるわけではない。
っていうのが私の長所でもあり短所だな、と分析してます。
明日以降、直接会って話ができる状況がもう少し続くので、まだまだ言われると思う(汗)。
そして、本当にやめてほしいのが、
「手伝いに来てー!ってすぐに連絡しちゃうかも」っていうやつ。
せっかく一大決心をして保育の仕事を離れる決意をしたのだから、しばらくそっとしておいて。
おねがい(切実)。
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