見出し画像

【賃貸】修繕は誰の負担?

こんにちわ。スマイル株式会社のNです。

今日は賃貸の修繕のお話です。

借主が”喧嘩して壁に穴開けた”場合や”タバコが原因の壁の汚れ”など借主の故意・過失によって必要になった修繕は借主負担です。

建物の老朽化が激しく床が抜けてしまった等の場合は、貸主(大家さん)負担です。範囲にもよりますが、生活に支障をきたすほどの不具合と判断できるものについては修繕を要求できる場合が多いです。借主の修繕要求を大家さんが拒否した場合は、大家さんに通達した上で入居者自身で修繕し、家賃と相殺することができます。ただし、建物の構造に関わる部分の修繕は大家さんの同意が必要になるため、大家さんに修繕の意思がない場合は修繕自体が難しいと考えられます。なお、緊急性が高い場合は大家さんの許諾無しで修繕が可能です。

しかし、大家さんが義務を果たしてくれない物件は、今後のトラブルなども考えて多少費用がかかっても退去することをお勧めします。残念ながらその際の引っ越し費用は、大家さんに負担してもらうことは難しいです。理由は、大家さんに修繕する義務はあっても退去時の費用を負担する義務はないからです。

こういったことを事前に防ぐには契約前に確認しておくことが大切になります。

借りる方も貸す方もお互いが快適に過ごせるように間に入っている管理会社が的確に提案・運営していくことが大切だと個人的には思います。

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました(_ _)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?