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高所恐怖症は見ないで!「フォール」【映画紹介】

こんにちは、映画は人生の教科書ことk-taroです。今回は是非とも劇場で見たかった、パニックホラー系「フォール」の紹介をしていきます。

これからみようかなという人は途中ネタバレゾーンがありますのでお気をつけください。

それでは始めます。

はじめに

まず、この作品は初めての方でも見やすいパニック系ホラーです。
登場人物も少ないですし、シーンの移り変わりもありません。
難しい設定もない至ってシンプルなのが特徴です。

今作のホラーポイントは「高所」

あなたも何かしらの恐怖感を覚えた経験ありませんか。特に多いと思われるのが「高所恐怖症」。高いところが怖いという感覚です。

今作はその高所恐怖症を存分に生かした作品となっており、梯子を上るシーン、見ちゃだめだと分かっているのについ下を見てしまうシーン。
つい演者とシンクロしてしまうような恐怖感に包まれるのです。

私はこの映画を劇場でなぜ見なかったんだと後悔しました。手に汗握る緊張のシーンはもう、心臓ドッキドキで、スクリーンから目が離せなくなりました。

登場人物

ストーリーなどを追う前に、まず登場人物からの整理していきましょう。主な主要人物は4人です。

  • ベッキー:主人公、夫ダンをフリークライミング中の事故で無くす

  • ハンター:友人でクライマー仲間、インフルエンサー

  • ダン:ベッキーの夫

  • ジェームズ:ベッキーの父

以上、非常にシンプルですね。覚えやすくていいですね。


左:ベッキー 右:ハンター

冒頭からひやひや

冒頭シーンではベッキーとダン、そしてハンターがクライミングしているところからはじまり、早速夫のダンが事故で亡くなってしまいます。

ここでも、ひやひやが始まります。まさかいきなり落ちるとは、、予想出来ちゃいました。

高いところが怖い人間からすると、なんでそんなことわざわざやるの?と思うかもしれませんが、そういう性なんでしょうね。

こんな映像みちゃうとますます高所が怖くなっちゃいますよ。

父ジェームズの思い

シーンが変わり事故から”52週間後”と、、計算すると約1年。
ダンをなくしたベッキーは、ショックのあまりふさぎ込んでおりました。そう1年間ずっと。結構な落ち込み具合にこっちまで心配になるレベル。

父ジェームズは心配でどうにか前を向いてもらおうと説得してましたね。
時にはダンのことを悪く言うことも、そんな父に嫌悪感を抱き、聞く耳持たないベッキー。

そこで、昔からのクライミング仲間のハンターに連絡し、娘を元気づけてくれって頼んだそうで。これがまた波乱の始まりでした。。

超スーパーポジティブウーマンのハンター

ダンの死から、まったく連絡してなかった二人が再開。
なんと、このハンターという女性はスーパーポジティブウーマンとなっておりました。

この映画のメッセージ部分

友人の死から、”人生は一度きりしかない、儚いものだ”と悟ったハンターは動画配信者となり命を顧みないチャレンジでインフルエンサーになってました。

そう、”つまりいつ死ぬかわからない人生、楽しまないと損だ”とそう教えているのです。

これは私も同感です。人生は儚いです。明日が必ず来るとは限らないのです。友人の死からそれを学んだハンターは最強です。恐れるものは何もありません。そこでベッキーに提案します。「いい場所があるの」って。

撤去されてしまう600mもある鉄塔

高いところのトラウマは高いところで解消するのよと無茶難題をベッキーに提案していました。そう600mの鉄塔に上って忘れようって言いだしたのです。

人生を謳歌すると息巻くのはいいですが、友人を巻き込むのはちょっとなぁと、このシーンのハンターには若干引きましたね、、。

決意を決め、いざ登る二人

とまぁ、ベッキーもよう決意を決めたなと思ったら、途中で何度も引き返そうとしてましたね。ここで引き返しておけばいいものを。

ちょくちょくハンターが強引なんですよ。こういう人たまにいるよね。

そんで上ってるシーンなんて、長いんだか短いんだかわからないくらい集中してみてました。高所が苦手な人はここでもうお腹いっぱいです。

高所恐怖症の人は試聴をお控えください

ここからは塔の上のお話。結果がどうなるのか続きはぜひ映画をご覧ください。あと主人公ベッキー役のグレイス・キャロライン・カリーが終盤にかけての演技最高でした。

ほんとにシーンは変わらないのにいろんな緊張感が押し寄せてくるおもしろい映画ですので。高所恐怖所の人は絶対に見ないでください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。もしこの作品が気になったらスキ、フォローして次回の映画紹介をお楽しみに。



2022年製作/107分/G/イギリス・アメリカ合作
原題:Fall
配給:クロックワークス
劇場公開日:2023年2月3日
監督: スコット・マン


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