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日本低迷の理由を考える/社会と中小企業

今日は日本低迷の理由を考える/社会と中小企業についてです。

【日本低迷の理由を考える/社会と中小企業】

作成 中小企業診断士 竹内幸次

・2022年は日本の低迷ぶりが一気に露出

したように思う。2021年のスエズ運河のコンテナ座礁、2022年2月のウクライナ侵攻の頃は外的要因ばかりを問題にしていたが、現在は日本自体の弱体化が指摘されている。

2021年度の企業所得が過去最高の79兆5,000億円

(https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/191822)になったとの発表を受けても実感がない。

・27年前にプロの中小企業診断士になって

小規模企業や中小企業の現場に毎日訪問して状況を見て、必要な助言を続けてきた。業績が改善したり、順調に売上が伸びたり、事業承継に成功したり等、成果を導くことができたと思う。

・しかし、よく言われる「30年間給与は変わっていない」。

日本の中小企業総体としては革新したのだろうか。日本社会における中小企業のあり方は変わったのだろうか。改善されたことと、悪化したことをDIのように考えると、悪化した割合の方が多かったのではないか。

・日本社会の中で、中小企業という主体を

どのように位置づけて、時に育成し、時に政策面から強い刺激を与え、機能させるべきか。この30年間、この議論が甘かったように思う。

スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2022年11月25日に講演「コロナ禍を乗り切る中小企業のデジタル活用術」を宮城県七十七銀行77 R&Cセミナーで行います。


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