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それで経営が回るのなら、もっとも効率がいいワンオペ経営

今日はそれで経営が回るのなら、もっとも効率がいいワンオペ経営についてです。

【それで経営が回るのなら、もっとも効率がいいワンオペ経営】

作成 中小企業診断士 竹内幸次


人の雇用はリスクも大きい。

自社理念に共感し、自律的に動ける従業員を雇用できればいいが、そうでない場合、日本の労働法規は労働者保護的な位置づけが強いため、減給や解雇も難しい。

このため、「もう人の雇用は懲り懲りだ」

と感じる小規模企業者も多い。「もう面倒だ、自分ひとりでできる範囲で経営を回す」という感じに。私はそれはそれで1つの経営のスタイルだと助言している。

このようなワンオペ

(事業主1人で経営を回すこと)経営は実はもっとも経営効率がよい。倒産リスクは家賃が払えない、人件費が払えない、仕入代金が払えない等から生じることが多い。つまり、自宅で1人でサービス業を営むのなら、この3つの倒産リスクはゼロになる。その分野で成功すれば、売上高の多くは事業主の所得にすることができる。

ただし、ワンオペで十分に収益を上げるためには、

時間あたりの生産性を上げるために、デジタルツールを使いこなす必要がある。パソコンやスマホ、高速ネット通信、機器の故障による業務停止への対応、体調を崩した際の代替手段等、組織勤務者の数倍のリスク対応が必要となる。

スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2024年6月29日に中小企業講演「中小企業の生成AI活用法」を事業承継センター「社長塾」で行います。


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