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コンセプト製品と実際の製品が異なる理由

今日はコンセプト製品と実際の製品が異なる理由についてです。

【コンセプト製品と実際の製品が異なる理由】

作成 中小企業診断士 竹内幸次


車業界ではよくある

「コンセプトカー」。近年ではEV化やスマート化、無人化、大型ドローンカー等、モビリティー領域での立ち位置を明確にするようなコンセプトカーのお披露目が多い。

企業イメージ

を若干シフトしたり、当該ブランドイメージをクリアにしたり、新市場形成を目的にしてコンセプトは作られ、発表されるもの。

しかし実際に市場投入

される際には、コンセプトがぼけて従来製品とさほど変わらない製品も少なくない。

このように、

コンセプトは十分に革新的であっても、製品になるとインパクトが薄いのはなぜか。現在の市場ニーズを得て短期的な収益を望むから(目の前の顧客のことばかりを考えるから)、法規制が古く革新的製品の市場投入を阻害しているから、日本人の保守的な消費行動があるから等、理由は様々。

コンセプトは素晴らしい。

その素晴らしさを製品にし、市場を形成し最終的に収益と雇用を生むような日本の産業運営が必要だ。

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