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AI市長アバターに感じる不安

今日はAI市長アバターに感じる不安についてです。

【AI市長アバターに感じる不安】

作成 中小企業診断士 竹内幸次


以前、横須賀市長がAIで作ったアバター

で英語で情報を発信することがニュースになった。実際に市長が日本語で話している様子を動画で収録し、その声をサンプリングし、AIが英語に変換して読むというもの。市長の表情や口の動きまで英語モードになる。

全国初 生成AIを活用した市長アバターによる英語での情報発信の開始(横須賀市役所サイト)
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0835/nagekomi/20240423_ai_mayor_eng.html

生成技術の進化は凄い。

外国人が多いという横須賀市ならではの事情もあっての試みである。

このようなAIの使い方に関して

100%ポジティブに受け止められたか。技術や情報発信の姿勢は高く評価されるものの、不安を感じた経営者や人も多かった。

SNS詐欺広告から誘導

されたLINEグループ内で、本人の音声まで模して詐欺を行うというニュースに触れると、AI市長アバターも、いずれフェイク動画が量産されて、詐欺被害に遭う人が増えるのではないかという不安。

さらに、生成AIが使用する電力の多さ

から、地球温暖化が加速することを考えた不安。

AIガバナンス

(AIをどのように管理していくのか)の視点が今後は重要になる。

スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2024年6月19日に中小企業講演「中小企業の生成AI活用法」を協同組合東京文具共和会で行います。


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