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同人原稿修羅場を乗り切るためのアイテムやアプリ5選 (相当切羽詰まる人用)

割増になりがちな人生を送ってきました。でもイベントという明確なデッドラインがあって、それに合わせてなかなか思うようにならないスケジュールや執筆ペースに振り回されながら修羅場ってるのも、これはこれでまた楽しんだなと昨今の状況で改めて思うようになりました。

そんな楽しくも色々すり減る修羅場時に、色々助けてくれたりHP・MPの減りを減らしてくれるオススメアイテムやアプリを覚え書き兼ねて記事にしました。

同人ライフハック未満のあれこれですが、1人の同人女のやり方紹介として同人作家の方の暇つぶしや「これ取り入れてみるか〜」みたいな気分転換になるといいなと思います…!

1.ラベルライター 『P-TOUCH CUBE』…文字を綺麗に印刷する

修羅場の時は文字を認識する能力が落ちます。
あと文字を読むのにかかる時間をちょっとでも短縮したい!
今急いでるので自分のヘタな字と向き合いたくない。

資料(トーン出力見本を入れたファイルなど)にはラベルライターでタイトルを貼っておくと修羅場の自分に優しいです。

ブラザー ラベルライター ピータッチキューブ PT-P300BT

スマホの専用アプリで文字を打ってBluetooth接続でピガーッと印刷できます。
- 文庫本より高さが低いコンパクトさ
- 乾電池式でコードレス

なので本棚に入れたまま使用できて良いです。

背表紙にも表にも裏にもラベルを貼って資料がごちゃごちゃな状態でもなんとか見つけられるようにしています。
そうして出来上がったどうやっても見つけられるファイルが以下です。格好悪いんですが修羅場時は探索能力が落ちるのでこの位書いてあって丁度良かったりします…

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2.Alfred…検索とかランチャーとか色々できるMac用常駐アプリ

クリスタの素材サイトで今すぐコンビニ内装の3Dデータが配布されているか確認したい!!
そういう時もAlfredを入れておけば
①『⌥+SPACE』でAlfredを呼び出す
②『CLIP コンビニ内装』と打つ
だけですぐCLIPの検索結果が表示される環境が作れます。

Alfred - Productivity App for macOS
https://www.alfredapp.com/

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MAC用アプリなのですが、Windowsでも似たような常駐アプリはあると思います。
価格:無料
(一部機能有料/2020年9月現在シングルライセンス£29=4000円ほど)

有料版の機能として
「あーっ今すぐコードギアスのED勇侠青春謳を聴かせてくれ!!!」ってなった時などに
①『⌥+SPACE』でAlfredを呼び出す
②iTunes mini playerというAlfredの機能が『it』『Enter』で立ち上がる
③『勇』と打つと検索結果が出るので選んで『Enter』
でさくっと聴けます。

この機能は実際使ってみるまで『iTunes開いて検索すればいいのでは??』って思ってたんですが、検索結果の表示が軽くて修羅場の快適さが上がりました。

他色々便利な機能があり、紹介している方も多いので気になったら是非検索してください。
私は『Alfred使ってる人ってなんか意識高そう…』って斜に構えて最近まで使ってなかったのですが、今ではすっかりすぐAlfred呼び出し奴です。


3.XP-PEN AC19 Shortcut Remote…左手デバイス

左手デバイスがあれば修羅場で認識能力が落ちている時でもレイヤーパネルのどのアイコンを押せばレイヤーが下書き設定になるのなるのか混乱しなくて済みます!
物理ボタンで『この右上のボタンを押せば下書きになる』と確信できる状態は心強いです。

XP-Pen 左手デバイス AC19 Shortcut Remote

私は左手デバイスが大好きなので色々買っては試してみているのですが(もはや効率化というより趣味)、このXP-Pen AC19 Shortcut Remoteが
- ホイールが付いている/ホイールがカチカチして何メモリ分回したか体感でわかる
- 軽いので液タブのベゼルに両面テープで貼り付けられる
- 乾電池式なので充電しなくて良い
- トグルをUSBに刺す無線タイプ(Bluetoothではない)
- スリープしない
- お手頃価格
という簡素ながらイケてる作りで1番人にオススメしやすいなと思っています。

めっちゃシール貼って使ってます。

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液タブのここに両面テープで貼り付けてあります。

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4.QuickShade…画面の明るさをメニューバーから変えられるMac用常駐アプリ

Wacomのディスプレイ設定アプリ、私の環境だと起動するまで10秒くらいかかるので『もう夜だから画面を暗くしたいんだけど、アプリが立ち上がるのを待っている間に飽きて集中力が切れてしまう…10秒待ってられん…』と夜でもピカピカの液晶のまま作業をすることも多かったのですが、このアプリのおかげでメニューバーに常駐させているアイコンから即画面を暗くすることが出来るようになりました。

QuickShade https://apps.apple.com/jp/app/quickshade/id931571202?mt=12
価格:無料

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5.ラミネーターと卓上ポップスタンド…資料をアナログで展示する

キャラの資料を表示するために、資料用ディスプレイを増やしたりiPadで表示するようにしたり色々試してみたんですが
- 光らない/解像度が高い
- 薄い
- 扱いが雑でも平気

という点から、【A4の紙に印刷したものをラミネート加工してポップスタンドで展示する】というアナログなやり方が今の所1番しっくりきています。
修羅場時は目もやられているから光らない紙が優しい…

ラミネートするとある程度固くなって自立する・ペラペラ曲がらない ので展示するのに丁度いいです。
イベントでお品書きを展示するために使っていたPOPスタンドをそのまま机に置いて使ってます。

アイリスオーヤマ ラミネーター A4対応 

AZAKBL POPスタンド


つらくも楽しい同人原稿修羅場

今年に入ってから新刊を出していなかったのですが、7~8月にかけて久々に二次創作の原稿をして同人誌を出しました。

割増になりがちな人生ですが、やはり同人活動って楽しいな…オンラインもいいけど紙に残るのもサイコーだし、自分にとっては修羅場でばたばたする時期も制作の一部として必要なのかな…と感じました。早割や通常入稿で完成できたら1番いいんですが、ギリギリにならないとスピードが…出ないんだなって…(ダメ同人女

今度こそコツコツやろう!!と思ってもなかなか出来ないたちなのも薄々わかってきたので、ちょっと便利なアイテムを取り入れたり新しい要素を追加して、自分をエンジョイさせてあげつつハッピーな同人ライフを送り続けられたらなと思っています。相当切羽詰まる人用のハック未満でしたが、どなたかの参考になれば嬉しいです…!

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