日記:4/1がやって来て1/4が過ぎ去った
4月になりましたね。
新年度、あけましておめでとうございます。
ことしも残すところあと3/4。
この時期の衆目の着地点といえば、もっぱら桜でしょうか。
町のいたるところでピンクの花びらが舞う様子を見ることができますし、その下にはもれなく通行人が空を仰ぎ見ている姿もあります。
ただ考えてみれば、街中には年中なにかしらの花が咲いていて、目を楽しませてくれています。
桜だって、ソメイヨシノが散ってのち、ヤエザクラが後を継いでくれるし、しばらく経てばツツジのピンク、そしてアジサイの青と、彩りには事欠きません。
桜が咲けば喜び、散れば憐れむ。そんな一喜一憂もいいのですけれど、その時その時に咲いている花をきちんと愛でることもまた、私たちの特権なのかな、と思います。
「その日暮らし」
ちょっと意味は違うかもしれませんが、その日その時に見つけたものを珍しがる。いつくしむ。そういう姿勢で生きていたい。
とか言ってるそばから、桜咲いてんだったら見に行かなきゃ損じゃ、と友人を連れだしてお花見に行ってきました。結局ミーハー。
家の近くの公園に、これまた家の近くのたこ焼き屋で食べ物を買って、1時間ばかし。
彼女とは、仕事中にひょんなことから声をかけたところやり取りが続き、気づけば引っ越しの手伝いをしたり写真を撮ったりする仲になりました。
その地に友人のいない転勤族にとって、貴重なお友達です。
和装をラフに着込んでは、「いつか私は着物警察に刺されるんだ」とビクビクしています。絶対やり返しそうな性格してるけど。
半日しっかり桜を愛でて、ことしのお花見欲は無事満たされました。
けど、1日経って朝起きて、川辺の桜並木がまだ輝きを放っているのを見ると、どうしてか、もう一回ぐらいお花見できないかな、なんて欲が出てしまいますね。
でもいいんです。いまあるものを全力で愛でるんだったら、昨日の桜ときょうの桜、両方楽しんでしまえばいいのですから。
調子がいい奴だ。