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祖父の形見のNikon New FM2試し撮り

8月31日。

ニコンのフィルムカメラ、New FM2がやってきた。

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写真左側の黒いカメラがそう。
このNew FM2、昨年亡くなった父方の祖父が長年愛用していたもの。
祖父は瀬戸内海の島で生まれ育ち、そこで亡くなった。それ以来放置されていたのだけれど、先日納骨に行った両親がカメラを引き取ってきて、僕のもとへとまわってきた。

(ちなみに、写真右側の銀色のカメラはミノルタのHi-matic E。これは母方の祖父からのおさがり。受け継がれるカメラたち)

そんなNew FM2、1週間かけてフィルムを1本撮り切ったので、現像に出してみた。モルトがボロボロだったので感光してないかとヒヤヒヤだったけれど、あがってきた写真を見る限り大丈夫そう。よかった。もともと手先は不器用だし、貼りなおすの面倒なのでとりあえずはそのままにする予定。

フィルムはKodak Ultramax 400。ポパイカメラのオンラインストアで安かったからたくさん買ったけど、正直持て余している。なので普段使い用とかカメラのテスト用とかにしている。

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レンズは、カメラと一緒についてきた35-70mmのズームレンズ、もしくはAi改の50mm F1.4だけど、今見返してみてもあんまり分からない。ボケてるのが50mm、ということで・・・。
データは地元の写真屋さんで現像ついでにデータ化してもらったやつ。

ネガをちゃんと見てないので確かなことは言えないけれど、露出はかなり正確な気がする。露出計もシャッタースピードもちゃんとしているということか。ニコンすごいっすなぁ。丈夫っすなぁ。
測光は中央部重点測光らしいのだけれど、露出計の動きを見る感じ、かなりスポット測光に近い動きをしている。普段デジカメでもスポット測光が好きな自分としては、これはうれしい発見だった。

いやぁ、またいいおもちゃが増えてしまった。ちゃんと撮れると分かった以上、PRO400Hを詰め直して過行く夏の空を撮りまくらなければ。おじいちゃんありがとう。

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