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20201109 キヤノンへの執着に悩む

※記事中の写真はGH5 + 12-60mm F2.8-4で撮影しています。

購入後おおよそ1か月が経過したGH5。

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もともとは4k60pが撮れるカメラを日ごろから持ち歩きたいという思惑(仕事的都合)でミラーレスカメラを探していた。
ネット上でレンズやらケージやらモニターやら、いろいろセットで出品されていたのでさくっと落札(財布的には全然さくっとじゃなかった)。

1か月経ってみれば、本体と右端のLeica 12-60mmを残して他のレンズは売却していた。
実はこのセットに加えてF1.7の25mmと42.5mmも買ってみたものの、これらもいまいちしっくり来なくて売却。

ふだんフルサイズを使っているせいか、実焦点距離の違いから来るボケの感覚の違いに馴染めなかったのが大きな理由。
あと、12-60mmが優秀すぎて、単焦点含めて他のレンズがコントラストの弱いのっぺりした画に見えてしまったのもレンズ売却のきっかけとなった(という意味では、写真左端のLeica 15mmは売らずに残しておくべきだったと後悔している)。

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ただまぁ買ってしまったものは手元にあるわけだし、何か決定的瞬間に出会った際にこのカメラを持っていないと4K60pの動画は撮れないわけで、せめて年の暮れくらいまではこのカメラとちゃんと仲良くなろうというわけで懲りずに毎日持ち歩いているのだけれど。

だけれど。

答えは割と出ている。
自分の目はキヤノンの色に慣れすぎていて、GH5が吐き出す画像は正直好みではないのだ。

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Lightroomを使っていろいろといじくってみてもキヤノンの色に近づけられず、やけになってこんなサイケな色づくりでごまかしているのが現状である。

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もちろん、動画機として見た時にはGH5のトータルバランスは大きなアドバンテージだと思う。
フルサイズに比べて被写界深度を稼げるし、小さく軽く、手振れ補正もなかなか強力。ダブルスロットも安心感があるし、思ったよりバッテリーの持ちもいい。

でも、それこそα7SIIIみたいな高感度モンスターが出てきている今、被写界深度稼ぎたきゃISO上げてめっちゃ絞ればいいし、なんならサイズ感も変わらなくなってきてる。

そもそも記録フォーマットとしての4k60pをスペック上満たしていればいいのであれば、手持ちのiPhone8とGOPRO HERO8で十分。

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とか考えていくと、GH5を所有する意義は日に日に薄くなっていくような気がしている。
でもまぁ、買っちゃった以上はもうしばらく使うんですけどね。

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もしキヤノンが4k60pを制限なく撮れるミラーレスカメラ(できればAPS-Cがいいな)を出したなら、その時点でGH5はマップカメラ行きとなるだろうが、今は残された時間と向き合って(?)GH5との日々を淡々と積み重ねていきたい。

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