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解決志向アプローチ

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「解決志向アプローチ」に関する記事をまとめました。
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#問題解決

#30「未来の自分」から助言をもらう - 解決志向アプローチ -

この記事では「解決志向アプローチ」の考え方について、一緒に学んでいきたいと思います。前回の記事では、「自分にとって重要な人物が今の自分を見たら、どんなアドバイスをくれるか?を考えることで解決の糸口を見つけていく」ということを一緒にみてきました。 ここでは、さらにそこから発展して、「未来の自分」からアドバイスをもらうということについてみていきたいと思います。「未来の自分」から「今の自分」を見ることでいかに解決の糸口を探っていくか、そのプロセスを一緒に学んでいきましょう。 問

#18「人間関係」の問題には「先出しジャンケン」が重要 - 解決志向アプローチ -

この記事では「解決志向アプローチ」の考え方について、一緒に学んでいきたいと思います。前回の記事では、解決志向アプローチの3つの基本指針のその3「もしうまくいっていなければ、何か違うことをやる」に関連して、「解決しようとする努力が実は悪循環を支えていることもある」ということについてみていきました。 問題の原因を追及する(誰が原因なのかを特定する)よりも、「悪循環」を把握して、そこから逸脱するために今と違うことをやろうというお話でした。今回の記事では、さらに「人間関係」について

#16 もしうまくいっていなければ、何か違うことをやる - 解決志向アプローチ -

この記事では「解決志向アプローチ」の考え方について、一緒に学んでいきたいと思います。前回の記事では、解決志向アプローチの3つの基本指針のその2「もしうまくいっていれば、もっとそれをやる」についてみてきました。 「好循環を把握して、もっとその循環を生み出そう」という内容でしたね。今回は、基本指針その3「もしうまくいっていなければ、何か違うことをやる」について、一緒に学んでいきたいと思います。キーワードは「脱出」です。 この問題は「誰のせい?」 僕たちは、何か問題が起きたと

#05 問題解決から解決構築へ - 解決志向アプローチ -

この記事では「解決志向アプローチ」の考え方について、一緒に学んでいきたいと思います。数回に分けて書いていきますが、前回は「問題を解決するのに必ずしも原因を追及する必要はない」というお話でした。今回は「解決の糸口の見つけ方」について、一緒に学んでいきたいと思います。 「原因追及」では解決しないとき 前回の記事でもあったように、お腹が空いている人に対して「なぜお腹が空いているのですか?」と問いただしてもこの問題は解決しないように、いくら原因を探っても、解決に結びつかない場合が