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タイヤ交換での腰痛発症にご注意ください

この時期にしては暖かい日が続いていた北海道も今日は最高気温が10℃に届くか届かないかという気温です。天気予報によれば明日は平野部でも積雪の可能性があると言われています。そろそろ冬支度をしなければなりません。

積雪地域の冬支度の重労働といえば、庭木の雪囲いと車のタイヤ交換ではないでしょうか?地方に住んでいれば、大人はひとり一台の車を所有していることも多く、タイヤ交換は億劫な冬支度のひとつです。

最近はガソリンスタンドやディーラーなどに、タイヤ交換を頼む人も多いのですが、知り合いの整備工場に聞いたところ、毎日、タイヤ交換の依頼が殺到し、作業員が腰痛を訴えることが多いので、完全、予約制にしていると言ってました。

私もタイヤ交換は、その整備工場に依頼しているのですが2週間前に連絡して、今日の予約が取れたので、なんとか降雪前にタイヤ交換が間に合いました。

実は、私も2週間前にギックリ腰をやってしまい、あまり良い状態ではないのですが、今日のタイヤ交換のために昨日のうちに、タイヤを物置から出して車に積み込みました。これがなかなかの腰への負担でした。

普通乗用車のタイヤの重量はホイルを含め、1輪で約20kgだそうです。これを床面から車の荷台の高さ、概ね60cmまで持ち上げるためのに、腰にかかる負担は一般的な体格の男性でも3,000Nは超えると思います。

腰痛への負荷の国際的な許容基準は3,400Nですから、持っても良いギリギリの重量ラインです。ちなみに、この3,400Nの腰部負荷であっても3割程度の人は腰痛発症のリスクがあると言われていますので、3,400Nを下回っているからといって安心できる数値ではありません。

例えば、中高年の女性の場合だと、腰部負荷許容値は2,000Nを下回っています。このような人が無理にタイヤを運ぶのは極めて危険と言えるでしょう。

整備工場でも、タイヤリフタなどの導入は進んでいますが、リフタを利用するよりも手作業でやってしまった方が早いなどの理由から、無理をしてしまうケースが多いようです。

整備工場、ディーラー、ガソリンスタンドなどでは、この時期、ひとりで何十台の車のタイヤ交換をすることになるので、重量物の持ち上げ、持ち運び作業が反復して行われることになります。若く、体力のある作業者であってもリスクは高まると言えるでしょう。

当社が開発したスマートスーツは、腰部負荷を最大で25%低減することができます。3,000Nの腰部負荷であれば、2,300N程度に減らすことができます。

どうしてもやらなければならないタイヤ交換こそ、スマートスーツを活用する場面であると言えるでしょう。

腰痛に注意して、タイヤ交換をしてください。