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SmartHR プロダクトデザイン

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株式会社SmartHR のプロダクトデザイングループの発信をまとめたマガジンです。
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#プロダクト

これからお前がプロダクトデザイナーとして SmartHR でヘヴィメタルする前に伝えておきたいことがある

俺だ。SmartHR VP of ProductDesign の @ouji だ。 俺は長年 SmartHR でプロダクトデザイナーをやってきた。 長年といっても数年や十数年なんてちゃちな時間じゃねえ。お前がまだ培養液シリンダーの中を漂うボウフラだった頃から俺はイカれたエンジニアや狂った PdM(プロダクトマネージャー) と火花を散らしてきた。文字通りお互いのヘヴィメタルをぶつけて死合ってきたんだ。 あの頃の SmartHR は今ほどお行儀の良い開発体制なんてなかった。 六

ユーザーリサーチ推進室の実績大公開!Vol2.ユーザビリティテスト 自律駆動編

こんにちは、SmartHRプロダクトデザイングループの@oremegaです。 2本目のアドベントカレンダー用の記事を泣きながら書いています。 今回は、ユーザビリティテスト(以下、「テスト」)の実績vol2としてユーザーリサーチ推進室(以下、「推進室」)で支援してきた開発チームが自律駆動でテストを実施できた話を紹介します。 従業員サーベイの開発チームがユーザビリティテストを主導できた推進室では定期的にテストを実施できる体制を整えてきました。定期的に実施することで、開発チーム

ユーザーリサーチ推進室の実績大公開!Vol1.ユーザビリティテスト Sensei実施編

こんにちは、SmartHRプロダクトデザイングループの@oremegaです。 前回の記事を書いてから1年経っていたことに気づいて驚愕していました。 これまでもユーザーリサーチ推進室(以下、「推進室」)の活動を紹介してきましたが、活動の手段の話にフォーカスすることが多かったです。 ユーザーリサーチ推進室では、「ユーザーリサーチを当たり前とする文化の醸成」を目的にユーザビリティテスト(以下、「テスト」)を定期的に実施する仕組みを構築してきました。 今回は、そのなかでもSmar

SmartHRのプロダクトデザインの生産性を高める“デザイン”のためじゃないデザインシステムとは(Schema2022)

こんにちは。 SmartHRでプロダクトデザインをしている@wentz_designです。 本記事は、2022年11月2日に開催された「Schema by Figma 2022 Tokyo」で発表した「“デザイン”のためじゃないデザインシステム」のスライドを元にした内容になります。 早口で話して20分くらいかかる内容になりますので、お時間のある時に読んでみてください。 また、記事に構成する上で文字だけのスライドなど一部を省略していますが、全スライドはFigma Comm