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SmartHR プロダクトデザイン

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株式会社SmartHR のプロダクトデザイングループの発信をまとめたマガジンです。
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#UIデザイン

これからお前がプロダクトデザイナーとして SmartHR でヘヴィメタルする前に伝えておきたいことがある

俺だ。SmartHR VP of ProductDesign の @ouji だ。 俺は長年 SmartHR でプロダクトデザイナーをやってきた。 長年といっても数年や十数年なんてちゃちな時間じゃねえ。お前がまだ培養液シリンダーの中を漂うボウフラだった頃から俺はイカれたエンジニアや狂った PdM(プロダクトマネージャー) と火花を散らしてきた。文字通りお互いのヘヴィメタルをぶつけて死合ってきたんだ。 あの頃の SmartHR は今ほどお行儀の良い開発体制なんてなかった。 六

もっともっと業務アプリのデザインをしたかったので、SmartHRに入社しました

こんにちは、drivesketchです。今年の2月に株式会社SmartHRに入社し、同社のプロダクトデザイナーになりました。 働きやすい環境と、挑みがいのある課題があり、毎日充実した日々を過ごしています。他にも私のような「情報設計が大好き」「業務用アプリケーションが大好き」という人がいたらぜひ来て欲しいので、入社の経緯と入社後の所感を書いていきます。 SmartHRに入る前SmartHR入社前は、受託のデザイン会社に4年弱在籍し「インフォメーションアーキテクト」という情報

さらば、全てのプロダクトデザイナー。デザインの判断基準をエンジニアが持つための活動とは?

こんにちは、SmartHRプロダクトデザイングループの@kgsiです。 先日、弊社のVP of Product Designの@oujiがこんな記事を公開していました。 みなさん、これを読んでどう思われましたか?内部からみてもよくわからんのが本音だったりするのですが、何故か魂がザワザワしました。 さて、記事の中で繰り返し述べられている「ヘヴィメタル」と、今回ご紹介する内容がマッチするかはわかりませんが、プロダクトデザイナーが関わっている、プロセス改善活動をご紹介します。

組織の狭間で反復横跳び!プロダクトデザイングループのカイゼン活動

SmartHRプロダクトデザイングループ(プロデザ)所属のkgsiです。 先日、社内の他組織がプロデザに対してどのような印象を持っているかをヒアリングする機会を得ました。その中で「プロデザって凄そうだけど怖い」「活動実態がよくわからない」...といった声に歯がゆさを覚えました。 このような有り様は打ち壊していくぞ...!ということで、今年は積極的に情報を共有していこうと思います。 闇のベールに包まれた、我々プロデザが何をしているかという一端として、プロダクトデザインラボとい

有神論的サタニストとしてのプロダクトデザイナー活動

はじめに: 楽園追放蛇は女に言った、 「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう。それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っておられるのです」。 〜創世記第三章四節〜 ※この記事は SmartHR Advent Calendar 2020 24日目の記事です。 ばずびばざーぶらっくれくきゃりおすおぜべっとなちゃっくおんえあもえほうえほうえーほーうーちょっとてまやなさぱりおうす(挨拶) SmartHR チーフ・サタニック・オフィサー

業務アプリケーションのWebフォームはどこまで説明・補助をするべきか

これは SmartHR Advent Calendar 2020 の17日目の記事です。 @kgsiです。SmartHRという会社でプロダクトなデザイナーをしております。 今回の記事は、業務アプリケーションの闇に向き合って憤死している一人のデザイナーが、首を180度にねじっても答えが出ない、Webフォームにどれだけの説明と補助が必要かに悩んだ内容を結論無く語る記事です。 フォームのベストプラクティスは先人たちが世にゴロゴロ出しております。Form Design Patter

インターネットと人権と私

はじめまして。プロダクトデザイングループ (以下プロデザ) 4 人目の u です。 2020-03-01 にハードコア IA (インフォメーションアーキテクト) として SmartHR に入社しました。 ここ数年は uknmr という ID で活動していたんですが、「うこん丸」「うくんまー」「う○この森」などひどい言われようだったので社内では u と呼んでもらうことにしました。 前職は同じビルで同じ階にある mediba という会社で、おそらく六本木一丁目界隈では初の

夢の、デザイナー向け React ワークショップ Q

巻頭歌 デザイナーよデザイナーよ何故躍る フロントエンドの実装がわかっておそろしいのか 序章、または終章 「…………ブウウ――――――ンンン――――――ンンンン………………。」 Sketch ファイルを開くと、PC は蜜蜂の唸るようなファンの音を鳴り響かせた。 ……早く作業を進めねば……。 幸いなことに PM から受け取ったワイヤーフレームの詳細度は高い。あとは色を塗るだけだ。 ワイヤーの構成をなぞり、パレットから選定した色をポツポツ載せていくと、数分で作業は完了した

断罪!サタニズムによるインターフェースデザイン思想

神は万物にアフォーダンスを与え、 悪魔は人にシグニファイアを与えた。 ※この記事は SmartHR Advent Calendar 2019 24日目の記事です。 あ゛〜が〜ぞ〜だ〜い゛〜も゛〜ん゛〜(挨拶) SmartHR デザイナーのおうじです。 生まれたときから顔面白塗り、手足は鋲だらけなのでこの時期になると身体が粟立ちます。 アドベントカレンダー。ブラックメタルの本場ノルウェー風に言うとユール・カレンダー(Julekalender)、にはこれまでとんと縁がなかっ

ドメインモデルからUIデザインとページレイアウトを設計した話

この記事は SmartHR Advent Calendar 2019 21日目の記事です。 こんにちは。デザイナーの@tyoys00です。 初めてAdvent Calendarに参加します。これで私も立派なIT人材です。 UIデザインってなんだろう?突然ですが、デザイナーのみなさんUIデザインしてますか? してます? では、UIデザインってなにをデザインすることなのでしょうか? UIデザインってなんなのでしょう? 私は何もわかりません。デザイン、何もわからない…

SmartHRの課題を見つけるためにプロダクトデザイングループではデザイナーの体験入社を始めました

こんにちは。デザイナーの@tyoys00です。会社ではふみやと呼ばれています。本名ではありません。 前回の記事ではたくさんの方からリアクションをいただきました。ありがとうございます。おかげさまでこうして2回目の記事を書く機会に恵まれました。ただ、社内のslackでは最近私と人事の@takinariとの間で以下のようなやり取りが発生していましたのでまだまだ油断はできません。 ぜひ3回目の記事が書けるよう、引き続き応援のほどよろしくお願い申し上げます。 SmartHRではプ

1年を費やして作った「ラクラク分析レポート」のデザイン

こんにちは、デザイナーのてっちゃん@oremegaです。 入社してからすぐにアサインされた「ラクラク分析レポート」が、9月に正式リリースしました。 これまでにどんなフローでデザインをしてきたかを書いていこうと思います。スケジュールはこちらになります。 2018年10月: プロジェクトスタート 2019年4月: クローズドβ公開 2019年9月: 正式リリース 開発の体制が大きく変わるのがクローズドβ公開以降になり、その前後にフォーカスしながら書いていきます。 ラクラク

愛しさと切なさと SmartHR プロダクトデザイン組織のバイブスのアゲ方と

はじめまして。SmartHR プロダクトデザイングループのおうじです。新人です。 はじめに断っておきますが、写真ご覧頂いている通り、あまり前が見えておりません。 目の前にあるであろうキーボードもディスプレイもほとんど見えておりませんので、現在念力を使ってこの文章を書いています。 入社の経緯と入社後の課題 私は今年 6 月に SmartHR へ入社し、いま 3 ヶ月が経過しました。 前職の送別会で名前を伏せ字にされたり、 尊敬していた同僚エンジニアから去り際に「裏切り

プロダクト側のデザイナーの積極採用とわたしたちの考え方

こんにちは、デザイナーのてっちゃん @oremega です。 note での初投稿「1人チームのデザイナーが、6人チームになったらこんな変化がありました」してからだいぶ時間が経ちましたが更にデザイナーが1名増えて7名体制になりました。 今回は、主にプロダクト側のデザイナーの話をしていきます。 プロダクトを担当するデザイナー SmartHR は2015年2月から開発が開始されていて2016年11月に1人目の正式なデザイナーが採用されるまでの間はエンジニアと業務委託のデザイナ