【照明設備の省エネルギー】①高効率照明の導入

こんにちは!菊池です。

今回は照明設備の省エネ方法の第1弾として、
高効率照明の導入(LED化)についてまとめます。

また、来年からは水銀灯の製造・輸出・輸入が禁止されますので、
現在水銀灯を利用の企業様は、
LED導入にあたり本記事を参考にして頂ければと思います。

高効率照明とは?

高効率照明とは、そのままの意味ですが、
より効率の良い照明を指します。

水銀灯や蛍光灯を利用している事業所様は、
それらをLEDに切り替えることで、
電力消費量を大幅に少なくすることができます。

LED化のメリット

①電気代の削減

水銀灯や蛍光灯からLEDに切り替えることで、
だいたい50~70%電力消費量が減ります。
※上記の数値はあくまで私見です。

電力消費量が減ると、
その分電気代が減ります。

②空調への負荷軽減

照明は絶えず発熱しています。
そのため少なからず、事業所の空調に影響があります。

水銀灯 :300~400℃
白熱電球:100~180℃
蛍光灯 :約70℃ ※40形
LED :約50℃

より効率の良いLEDへに切り替えは、
エアコンの負荷を減らすことにもつながります。

そうなれば、
結果としてエアコンの電気大の削減にもつながります。

③交換の手間が減る

LEDの特徴の1つとしてその寿命があげられます。

※LEDは、白熱電球や蛍光ランプのように突然点灯しなくなることがないため、初期の明るさから70%に落ちたときを「寿命」とします。

蛍光灯が6,000~12,000時間程度点灯するのに対して、
LEDは、40,000~から50,000時間程度点灯します。

そのため、
交換に係る人件費や作業費を軽減することができます。

④環境への負荷軽減

LEDは、電力消費量が少ないため、
水銀灯等から切り替えることで、
かなりのCo2の排出を削減できます。

LED化のデメリット

①導入費用

当たり前ですが、LEDの導入には費用が掛かります。
導入の際は、複数社にお見積もりを依頼してより安く導入しましょう。

但し、安さだけで選ぶと後々不具合等がでてくることもありますので、
良く調べてから導入しましょう。

また、
販売業者によっては、
一括お支払いや、分割やリースなども選べますので、
どれが使えるか事前に聞いておくのも良いかもしれません。

②色味

LEDでは出せない絶妙な色味や色調は残念ながら存在します。
私も過去に「LEDではこの色は出せない」と頂いたことがあります。

但し、LEDの技術は毎年進化しています。
去年なかった色が出せるようになったりと日進月歩です。

もしかしたら今年はご要望に沿った製品が
あるかもしれません。

LED導入のメリットのある企業様

こちらも完全に私見ですが、
蛍光灯であれば40本以上
電球であれば30個以上を利用している事業所様であれば、
リースか分割で導入すると、
電気代と導入費用を差し引いてメリットが出やすいです。

詳しく知られたい場合は、
一度お見積もりを取るのが良いかもしれません。

以上となります。
今回はかなり初歩的な内容になりました。

次回では「照明方式の変更」について書きます。
こちらは費用をかけずに実践できる内容となっております。

ちなみに
私の所属する会社では現地調査等は無料でできますので、
ご興味がある企業様はご連絡ください。

菊池
アドレス:ems2050.energy@gmail.com

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