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良いチームを”率いる”のではなく”作る”。9年間のリーダー経験から見えてきた、理想のマネージャー像とは

こんにちは!スマートキャンプ北海道支社Tです。

今回は2021年2月に入社したばかりの熊谷さんに、これまでのリーダー経験から目指したい像、様々なチームを束ねてきたからこその「良いチームづくり」の流儀についてお話いただきました!

熊谷 健(BALESカンパニー北海道支社所属)
青森県出身。高校卒業後、地元のホテルに就職し、フロントやレストラン、清掃など多様な業務を経験する。出向を機に北海道へ移住。その後札幌のコールセンターに転職し、テレアポを担当。メンバーのマネジメントも行う。
学生時代は、スキーや野球、卓球など様々な部活動に所属。

高校卒業後、20歳から始まったマネジメント業務

ーーよろしくお願いします!スマートキャンプは3社目とのことですが、これまでのお仕事について教えてください。

高校卒業後はリゾートホテルに就職しました。そこは分業制ではなく、お客様の行動に合わせてフロント、客室、レストランなど、1人があらゆる仕事をこなすという珍しい働き方のホテルでした。

業務量が多い分、作業効率や物事の勘所を押さえる力が身に付きました。レストラン業務である調理の手順書を効率化することに成功したり、部屋の清掃にも活用できるポイントを応用してみたり。まったく違う業務でも効率化のノウハウを横展開していました。

社会人3年目、20歳の時には20名ほどのチームで構成されたレストラン運営も任され、チームマネジメントを学びました。

2社目はコールセンターで、発信のテレアポをやっていました。コールセンターは未経験でしたが、ホテルでのマネジメント経験を評価していただき、20~30名のチームプロジェクトを任せてもらいました。

クライアントとの折衝をはじめ、サービスの魅力が伝わるトークスクリプトを考案したり、オペレーターへのフィードバックをしたりするなど、スマートキャンプとやることは似ていました。

ーー早くから仕事においてマネジメント経験を積み重ねてこられたんですね。昔からチームを束ねることが多かったのでしょうか?

いや、多くはなかったですね(笑)。
実際に「マネジメントって良いな」と思うようになったのは、リゾートホテルでのチーム運営の経験が大きいです。

リゾートホテルは毎年閑散期をはさむので、派遣メンバーが入れ替わります。少なくとも年に2回、0からチームを作り直さなきゃいけなかったんです。5〜6年間チーム運営の経験をしてきた中で、良いチームもたくさん見てきた一方、「もっとこうしたかったな」と思うチームもありました。

それでもチームメンバーが同じ目標に向かって、指示がなくても主体的に行動できる状態になった時の喜びや達成感から、完全にチームマネジメントに魅了されましたね(笑)。

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自己成長を確信しインサイドセールスの道へ

ーー前職のコールセンターからスマキャンに転職する際は、どんな思いだったのでしょうか?やはり、マネジメント経験を活かしたいというのはあったのでしょうか?

そうですね。ホテルからコールセンターに転職する際も、マネジメントをやりたいという軸はありました。加えて今回の転職活動では、自己成長をより見据えるようになり、仕事選びの判断基準を3つプラスしました。
それは「BPOサービスであること」「インサイドセールスにかかわれること」「色々なチャレンジができること」でした。

BPOに興味を持ったのは、社会問題でもある生産労働人口の低下を解決するため、人が資本の事業の中で価値を発揮できる人材になりたいと思ったからです。特に無駄な訪問営業をなくし、データに基づいた戦略的な営業を行うインサイドセールスは、今後より重要になっていくと感じました。

また、立ち上げから拡大していく段階のスマートキャンプなら、様々なことに挑戦できる機会も多く、成長につながると思い入社を決めました。

※BPOとは「自社の業務プロセスを外部企業に委託する」こと。

ーー1番の決め手は何でしたか?

「会社が今まさに拡大中のフェーズだったこと」ですね。上田さん(北海道支社 支社長)が一次面接をしてくれたんですが、北海道支社は立ち上げて2年ほどにもかかわらず、非常に速いスピードで人数規模が拡大し続けていると聞きました。その勢いを一緒に見ていきたい、自分がその勢いを作っていきたいと思えたのが大きな決め手でした。

ーー転職先を探す際、スマキャンと他社の違いはどう感じましたか?

社員一人ひとりが「こうありたい」というビジョンを明確に持っていて、それを曲げることなく貫いているのが印象的でした。.▲.tent.で語っている個々の思いや、複数の面接で出会った社員との会話、上田さんや支社見学で見た社員さんたちの働いている姿からそう感じましたね。

新進気鋭のベンチャー企業だと日々の業務を回すのに手一杯でもおかしくないと思うのですが、スマートキャンプは.▲.tent.を通して外部に発信することにパワーを使っています。また、記事の内容からも、全社員がブレずに同じ方向を向いていることが伝わってきたんです。正直に言って「こんな会社があるのか」と衝撃を受けました(笑)。

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目指すのは良いチームを作れる「旗振り役」

ーー実際にスマートキャンプに入社してから、担当している業務について教えて下さい。

今は入社時研修が終わりつつあり、インサイドセールスマネージャーの補助を担い始めました。マネジメントしているオペレーターとのコミュニケーションや案件の業務改善のお手伝いに取り組んでいます。

担当している案件は、グループウェアのカスタマーサクセスや販促です。具体的にはクライアントの方針や現状の数値を受けてトークのスクリプトを改善したり、目標値に達していない時は施策の改善提案をしたり、新たな施策の業務知識をオペレーターにインプットしています。

ーースマートキャンプでこれから実現したいことは何ですか?

今後、新しく支社を立ち上げる際に貢献していきたいです。整っていないところを整備して「いかにみんなが笑顔で楽しく働けるか」「笑顔で楽しく働ける仲間を増やしていけるか」に注力していきたいですね。

今まで、社歴40年の大ベテランから中卒直後の方まで、経験も年齢も国籍も、本当に色々な人と仕事をしてきました。そこで感じたのは、様々な価値観が多様化してきたこの世の中で、一人ひとりに合った「働く意義」を提供できることが大事なのではないかということです。

これまではある程度整った組織に属するチームのマネジメント経験しかありませんでした。今後はまだ立ち上がったばかりの環境で、前途のように一人ひとりに合った「働く意義」の提供や、意義を持って一緒に楽しく働ける人を増やしたいと思っています。

ーー組織づくり、マネジメントは欠かせないんですね。これまでの経験を踏まえて、熊谷さんが考える「良いチーム」を作るためには何が必要だと思いますか?

私が考える「良いチーム」とは、ホテルの話でも触れたように「指示がなくてもメンバーが自発的に目標に向かって動ける組織」だと思っています。1から100まで言われなくても、同じ方向に向かって動けるチームが最高ですね。
反対に、悪いチームは指示を出さないと各々が点でばらばらに動いてしまうようなチームです。

そういうチームを改善するためのポイントとしては2つあると考えています。「役割を明確にすること」「一人ひとりとしっかりと向き合うこと」です。
役割を明確にする際は、「ここからここまで」という業務内容やルールをわかりやすく伝えることや、伝達の仕方も意識することが大切です。また、一人ひとりと向き合う時には「チームのメンバーが困っていることはないか」「良い働きをしているのに気づけていないということはないか」それに対してフィードバックできているか、などを気にかける必要があります。

ーー熊谷さんがマネジメントをする上で「一緒に楽しく働ける人を増やしたい」ということでしたが、今後どんな人が北海道支社に来てくれたら嬉しいですか?

私自身、働くことのテーマに「自己成長」掲げています。また、「理想のビジネスパーソンになりたい」という目標があり、それが叶えられると思ったスマートキャンプに転職をしました。
同じように、今後こういう自分になりたいという思いがあり、それをスマートキャンプで叶えられると思った人と一緒に働きたいですね。
「この会社でなら自分はこういうことができるんじゃないか」「自分はここでこういう成長したいしできるな」と思ってくれた人に来て欲しいです。

ーーちなみに「理想のビジネスパーソン」とはどのような姿をイメージしていますか?

抽象的ですが「よーいドン!の時に旗を振る人」。初めは自分が先頭で旗を振って、後ろからみんながついてくる。途中から自分が前を歩かなくても「頑張れ!」と旗を振るだけで、みんなが同じ方向に進んでくれるような、そんな組織を作れる人になりたいですね。

ーーなるほど。先ほど仰っていた「良いチーム」と一致しますね。
最後に、この記事を読む方へのメッセージをお願いします。

スマートキャンプは、探せばキリがないくらい魅力や働くメリットがあると思うんです。そのたくさんある魅力の中で自分自身の想いと重なる所、ここで働くことが自己成長につながると感じてくれる人には、ぜひエントリーしてみてほしいですね。

その上で、成長できるイメージを持っていただけたなら、ぜひ一緒に働きましょう!

ーーありがとうございました!


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