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宇宙保険が示す未来

土曜日の朝日新聞に損害保険大手・三井住友海上が宇宙保険の一面広告を打ちました。他の全国紙でも同様だったのではと思います。

「宇宙保険?」とちょっとびっくりしましたが、↓の動画をみると民間企業による宇宙進出が可能になり、保険会社のビジネスになるまで成長しているようですね。

前に、保険代理店を経営されている方とお話する機会があったのですが、その時、
「保険って、ぶっちゃけなんでもありなんですよ」とおっしゃっていたことを思い出します。

巨額な資金が動くものについては、基本、保険が成立する。
ビジネスとして成算があれば、どんな事柄についても保険は商売になるだということでした。

三井住友海上の動画でアピールしているのは、「打ち上げ前保険」「打ち上げ保険」「寿命保険」「宇宙賠償責任保険」のようですが、

いずれにおいても、リスクの査定には、高度な理系の知識が求められるのではと思います。

これまで、宇宙を研究したいとか、宇宙に関わる仕事をしたいという受験生が結構いたのですが、現実は厳しく、研究職だけでなく、JAXA(宇宙航空研究開発機構)に就職するのは、とんでもなく困難な道であることもあり、多くの受験生は現実に妥協していました。

今後、宇宙を学んだ人の受け皿が、民間企業でのロケット開発などのようなメインストリームだけでなく、保険のような分野にも広がれば教育の場も整備されていくのではと思います。

あまり明るい話題のない現代ですが、宇宙に関してはまだまだロマンがあると感じます。この分野の発展を願わざるを得ないなと思います。

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