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文系受験生は、数学とどう向き合うべきか?その2

文系受験生との新年度が始まって2ヶ月弱。
文系受験生が数学とどのように向き合うかを考えるシリーズ、第2回目です。
前回はこちら。

現在は、教科書レベルを早巻きで復習をしていますが、案外初歩的な事項が抜けている場合も多いなと感じます。
数学ⅠAの方が抜けが目立つのは、習ってから時間が経過しているからでしょう。
数学ⅡBは、記憶が新しいので、ペースを速めることも可能かなと感じています。

基礎に相当するところなので、焦ってしまわないようにこちらもをつけて対応しています。

この時期、厳しく注意することは、一度やったことに考えの基盤ができていない場合です。

のような問題を、特に(2)について「わかりません」「やったことありません」ということがないように気を付けています。
本問は滋賀大の問題のうち、(1)(2)について抜き出していますが、文系の場合は、教科書の重要例題レベルの問題が出題されることは珍しくありません。

実は案外解けるのだという意識を持ってもらうことが大事かなと思っています。

まずは、一通りの理解や基礎の習熟という土台をつくってから、入試問題としての基礎つくっていくイメージで対処しています。

文系は、「やさしすぎず、むずかしすぎない」問題のセレクションが大切だと思います。

また、安易に暗記に偏らないようにするために、解けた問題でもその筋道を聞くようにしています。

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