専門塾に通いながらの受験戦略。鍵は、〇〇の活用(高校2年生向け)
今回は、来年度の受験生、主に高校2年生向けへのお話です。
塾は概ね総合型が多いものの、市場には専門塾というのがあります。
英語に多い印象がありますね。
看板は総合塾でも実質専門塾というものあります。
福岡でもそのような塾がチラホラ散見されます。
このような専門塾の特徴は、下の学年から生徒を受け入れて専門的な指導をしているところが多いように思います。なので、通っている生徒さんもこのまま受験期になっても継続して指導を受けたいと思っている方が多いと思います。
その場合、悩みどころなるのは、他の科目をどうすればいいのかということです。
例えば、理系の場合で英語の専門塾に通っている場合、数学、理科はどうするかという悩みが生じてきます。
一般に総合塾との組み合わせは、スケジュールなどが合わないことが多く、そこがネックとなります。
都会の場合、選択肢があり、数学、物理、化学の専門塾を探して組み合わせるという選択が可能です。費用はかさみますが、専門の看板を掲げる塾には生き残っていくだけのスキルがあること多く、高い効果が期待できます。
ただ、地方の場合、英語、数学の専門塾(またはそれに近い塾)はあっても、物理、化学・・・となるとなかなか見つからないというのが実情なのではないかと思います。
その場合、どのような手を打つべきかがポイントになります。
私は、まず映像授業の活用がいいのではと思います。比較的費用が安く、自習室の活用ができる場合もあり、メリットが多いのではと思います。ただ、何度か言及していますが、映像授業の効果を期待できる受験生は、一定のクオリティが求められます。
定期テストや実力テストである程度の水準にないと、映像授業の活用は難しいと思います。
もし、苦手科目を抱えている場合は、家庭教師にお願いするのがベターな戦略です。オールラウンダー型の講師の場合、1回の指導で複数の科目を見てもらえるのでメリットが大きいです。
こちらも費用がかさみますが、そもそも専門塾ベースによる受験戦略はコスト的には割高になりがちです。それはやむを得ない一面があるのではと思います。
またこのような受験戦略は、移動のリスクもあります。保護者が送り迎えをする場合は、その負担も大きくなります。立地の問題で交通費も意外にかかったりします。
そのようなこともあり、どのような受験戦略で臨むのかは、ご家庭で早めに話し合われるのがいいのではと思います。
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