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スマホが壊れただけなのに・・・【女子高生を襲った悲劇の一日】

その日も、いつものように家を出た女子高生。

ここのところの気がかりは、スマホの調子が悪いことでした。

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塾に来ている女子高校のある日。悲劇は、朝、雨が降っていたことから始まりました。

普段は、自転車通学をしている彼女、やむを得ず、バスで登校しました。今から振り返ると、朝はちゃんと登校できたことが不運だったのかもしれません。

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学校が終わって、塾に移動、数時間の勉強をし、休憩を兼ねてコンビニで買い物しようとしたとき、スマホが壊れたことに気づきます。
バーコード決済の画面が開かない。さらに通信機能が止まっていると判明。

「財布はもってなかったの?」
「はい。親からバーコード決済用のお金をチャージしてもらうので・・・」
とのこと。

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さらに悲劇は続きます。
家に帰る手段です。
福岡市を走る西鉄バス。自社開発のICカードnimocaを展開していますが、これはモバイル端末非対応。
なので、JR東日本のモバイルsuicaをDLして使っている人が結構います。

その子も、モバイル派だったようで、nimocaの物理カードを持っていない。

「だから、バスにも乗れなかったんですよ。電話の使えないから、家にも連絡できない」

まさかの悲劇・・・。

便利をすべてスマホに集約したばっかりに・・・

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「で、どうしたの?」
「塾の電話を借りて、親に連絡しました」

あ、そうなんだ(^^)

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別の連絡手段があってよかったね。

リスク管理は、分散が基本。1本化は、このような時、絶望的な悲劇を引き起こします。

ひとつにまとめることは、たとえ便利でも、リスクが大きいのです。

だよね?

マイナちゃん(・o・)


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