見出し画像

2年生から始める公立高校からの京大受験戦略②

公立高校の2年生からの京都大への受験戦略を考えるシリーズの2回目です。

第1回目はこちら。

今回は理科への意識についてです。

公立高校の場合、2年生から物理、化学が本格始動していきますが、高2で理科も全範囲を習い終える中高一貫のスーパー進学校(九州地区ではラ・サール、久留米大附設、青雲など)との進路スピードの差は埋めがたいものです。浪人生も含め、理科で離されない工夫は大切です。

京都大理系の場合、現役浪人の差は、理科で顕著につくと見ています。京大の数学は2020年以外は周囲がまどろっこしいと指摘するほど温い状況が続いています(これについては別の機会で)。

そのため、高校2年生は理科の対策への意識づけが大切だと思います。特に物理を早めに仕上げることを意識するといいでしょう。

まず心がけることは、学校で習った段階で、

傍用問題集(リード、セミナー、研究ノート※)→良問の風(河合出版)または重要用問題集のA問題

とステップアップして欲しいところです。(※九州地区の高校の先生方が編集した問題集)

これまでの惰性で理科はテスト前に勉強するという生徒も多いかと思いますが、普段から物理(できれば化学も)を毎日の勉強に組み込み、

「学校で習った範囲は、入試の基礎まで勉強する」と意識を持ってください。

特に物理は、入試で最も頼りになる科目です。物理に自信が持てると先行逃げ切りの入試の王道で受験期を乗り切れる可能性があります。

2年生の段階から物理への意識を高めて欲しいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?