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全部入りESP32ボード、T-SIM7080G-S3のまとめ

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LILYGOの開発ボード、T-SIM7080G-S3を手に入れました。 ESP32をベースに、CAT-M1のモデム(SIM7080G)、電力管理ユニット、リチウムイオンバッテリー…
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2024年2月の記事一覧

T-SIM7080G-S3の開発環境を整える

これまでLilyGOのT-SIM7080G-S3上での開発を行ってきていますが、開発環境について言及するのを忘れていました。 今回はその事について書いてみようかと思います。 丁度、現場に持って行く用のノートパソコンを入手したので、そこに環境構築する事でインストールの仕方を資料として残せますね。 T-SIM7080G-S3の開発環境は主に二つ 細かい話を言うと、T-SIM7080G-S3上にあるESP32にFreeRTOSというリアルタイムOSを載せるという話もあったり、

AWS IoT Coreで接続/接続断イベントを検知していますが、実運用してみると、この両者のイベントが瞬電みたく同時に起こる事がままあるようです。なので、必ず接続断→接続の処理順となるようにシステムを組む事が大事ですね。ちょっと嵌りました。

T-SIM7080G-S3でADS1115とI2C通信

T-SIM7080G-S3ではIO22ピンが無い アナログ計測をする要件が出来たので、最近使いに使いまくっているT-SIM7080G-S3を利用しようと思い立ちました。 ESP32では、I2C通信で通常利用するピンはIO21, IO22となるようです。 なので、ネット上の情報からI2C通信を行おうとすると、このIO21, 22ピンの利用が前提となります。 ではT-SIM7080G-S3でI2C通信を行おうとすると… 何とIO22がありません! 今回はADコンバータのA