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東京データプラットフォーム コミュニティイベントのご紹介

 みなさん、こんにちは!
 本記事では、東京データプラットフォームについて、最新の情報をお知らせします。


1.東京データプラットフォームとは?

 東京都は、官民の様々なデータの利活用を促進することを目的に、データ連携基盤「東京データプラットフォーム(以下「TDPF」という。)」を令和6年1月31日に稼働しました。
 TDPFでは、GovTech東京と協働し、行政機関・民間企業・学術研究機関等の多様な主体とともに、データを利活用した新たなサービスの創出に向けて、日々様々な活動を展開しています。

 

 TDPFでは、行政機関・民間企業・学術研究機関等を対象とした会員制度を設けています。令和6年6月17日時点で、データの利活用に意欲のある多様な分野の民間企業や行政機関等265者(!)が会員として登録されています。また、会員からは、防災・観光等のサービス創出に有効な貴重なデータをTDPFに連携していただいています。

※会員の一覧は、こちらをご覧ください。

※データ一覧は、こちらをご覧ください。


2.コミュニティイベントの様子

 TDPFを活用したデータ利活用をより一層促進するため、今年度から会員限定のコミュニティイベントを実施しており、5月30日(木)には記念すべき第1回目が開催されました。当日は、163名(会場85名・オンライン78名)と大変多くの方々にご参加いただき、大盛況のうちにイベントを終えることができました。
 イベントは二部構成となっており、第一部では、TDPFの今年度の活動概要についてデジタルサービス局からご紹介したほか、会員となっている行政機関や民間企業の方から、「防災・エネルギー」をテーマに、東京の防災対策や気候変動対策におけるデータ利活用の取組や課題について、ご講演いただきました。

第一回コミュニティイベント(第一部)の概要


気象庁 東京管区気象台様による発表

 ビジネスにおける気象データの利活用の取組や課題解決事例と合わせて、データ活用を推進するコンソーシアムや専門資格などをご紹介いただきました。


国立研究開発法人 防災科学技術研究所様による発表

 能登半島地震の教訓や防災データ整備のトレンドのほか、東京の防災課題をご紹介いただきました。


株式会社Agoop様による発表

 人流データを活用した、能登半島地震における事例をご紹介いただきました。


東京都環境局による発表

 ゼロエミッション東京の実現にむけたエネルギー分野での行政課題等について、ご説明いただきました。

 第二部では、会員同士の交流会が行われました。
 来場者同士の名刺交換はもちろんのこと、登壇された方々と新たなサービスのアイデア出しやデータ利活用に関する相談がされるなど、あちらこちらで業種・業界を超えた交流の輪が広がっていました。
 「また参加したい!」とのお声をたくさんの方からいただくことができ、大変満足度の高いイベントとなりました。


3.今後の取組

 今後も、TDPF会員のコミュニティイベントを定期的に開催する予定です。(今年度は計6回開催予定)
 防災やエネルギー、観光、交通など公共性の高い分野を中心とした取組をご紹介させていただくことで、新たなソリューションやアイデアの種をお届けできるようなイベントを目指していきます。

 また、TDPFの機能についても、データ連携基盤システムの操作性・利便性等の向上に向けたバージョンアップも今後行う予定です。
 これからますます進化を遂げていくTDPFに、今後ともぜひご期待ください!
 この記事でTDPFへのご興味を持っていただけましたら、ぜひ会員登録をご検討いただけると嬉しいです。
 私たちと一緒に、東京のデータ利活用を推進していきましょう!
 
 ※入会申込みには、「東京データプラットフォーム 会員規約」と「東京データプラットフォーム データ利用規約」への合意、gBizIDプライムへの登録が必要です。詳細は、こちらからご確認ください。