【東京データプラットフォーム(TDPF)】令和5年度ケーススタディ事業で採択した5つのプロジェクトをご紹介します!
みなさん、こんにちは!
都では、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出し、都民が質の高い生活を送ることができる「スマート東京」を実現するため、官民の多様な分野のデータが流通する場となる東京データプラットフォーム(TDPF)の取組を進めております。いよいよ今年度、TDPFは稼働します!
本記事では、TDPFの稼働を見据えた先行事例として、官民の様々な分野のデータを掛け合わせ、新たなデータ利活用のユースケースを創出する取組である「ケーススタディ事業」で採択された5つのプロジェクトについて、ご紹介します。
1. ケーススタディ事業とは?
本事業は「TDPFに興味はあるけど、具体的に何ができるのだろう?」、「データ利活用をしたいけど、どうすればいいのだろう?」といった皆様に、TDPFを介したデータ利活用イメージをもってもらうことを目的に実施している事業です。
プロジェクト募集では、複数データを掛け合わせた取組や、複数企業の連携による取組をテーマに、7月からプロジェクトを募集し、データ利活用による都民のQOL向上に向けた熱い想いの伝わるたくさんのご提案をいただきました。
その中から、より多くの方にTDPFを活用したいと思っていただけるような、魅力的なプロジェクトを5つ採択しました!
2. 採択プロジェクト
では、今年度採択した5つのプロジェクトの概要(「プロジェクト名」「実施主体」「実施目的」「プロジェクト実施概要」)をご紹介します!
皆様は東京都産野菜を知っていますか?練馬大根、東京うどなどの江戸東京野菜や国内有数の生産量の小松菜など魅力的な野菜がたくさんあります。今回のプロジェクト実施により、東京都産野菜がもっと身近に感じられ、買いたいと思ったときに手軽に買えるようになれば、毎日の食卓にもっと彩りが増えるかもしれません!
初めて訪れる場所で土地勘もなく、言語も通じない中では、災害時の不安はとても大きなものではないでしょうか。外国人旅行者が安心して日本に滞在できる環境が整えば、それも立派な「おもてなし」ですね!「お役立ちMAP」は誰でも無料で使えますので、ぜひ皆様も使ってみてください!
年齢とともに心身の活力が低下し、要介護状態となるリスクが高くなった状態をフレイルといいますが、フレイル予防のためには、旅行やイベントなどをきっかけに外出することが大切だと言われています。このプロジェクトにより、魅力的なサービスを生み出すことで、高齢者にとって日々楽しく前向きな日常づくりを目指していきます!
今回作成する「メタ観光マップ」は、アニメの聖地やテレビの撮影地などをマッピングすることで、「『100万人を集める1か所』ではなく『1万人を集める100か所』を作り出す」がコンセプトとなっていますが、まち全体を盛り上げていくには大切な考えですよね!地域の皆様とのワークショップ等により地域の隠れた魅力を掘り起こし、まちに新たなにぎわいを作り出していきます!
墨田区といえばスカイツリー、台東区といえば浅草寺と、代表的な観光スポットがいくつもありますが、他にもまだまだ魅力的な観光スポットは多く存在します。区を跨いで複数の観光スポットを巡るキャンペーンを実施することで、より多くの観光スポット間を周遊していただき、地域の活性化とともに観光客の満足度向上を目指しますので、ぜひご期待ください!
3. ご案内
各プロジェクトでは、先日下記noteでご案内した「自治体標準オープンデータセット」も活用し、プロジェクトを進めていく予定です。行政と民間で保有しているデータを掛け合わせることで、皆さんにとって便利なサービスが生み出されるとしたらとてもワクワクしませんか?
今後、各プロジェクトでは、TDPF推進会議での進捗報告、成果報告などを予定しています!
以下のSlackを通じて、各プロジェクトについて積極的に発信していく予定ですので、ぜひ今後とも今年度稼働する東京データプラットフォーム、通称TDPFへの応援をよろしくお願いします!
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このページに関する問い合わせ先
デジタルサービス局 デジタルサービス推進部
デジタルサービス推進課 データ利活用戦略担当
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