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官民のトップが集結! 令和3年度TOKYO Data Highwayサミットを開催

 2022年1月21日に開催しました、令和3年度TOKYO Data Highwayサミット。今回のサミットは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、オンラインで開催しました。
 オンラインでの開催ではありましたが、当日は例年以上の盛り上がりを見せ、各通信事業者から様々なご提案やご意見をいただきました!
 今回のTOKYO Data Highwayサミットについて簡単に紹介いたします。

〇TOKYO Data Highwayサミットとは

 TOKYO Data Highway サミットは、東京都が「TOKYO Data Highway 基本戦略」で掲げる超高速モバイルインターネット網の早期構築に向けて、官民一体となって取り組むべく、通信事業者と都のトップが認識の共有と意見交換を行う機会です。
 令和元年に1回目を開催し、今年度で3回目の開催となりました。

〇通信事業者各社と東京都のトップが一堂に会す!

 前回に引き続き、今回のサミットも株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社、楽天モバイル株式会社、株式会社JTOWERそれぞれの代表取締役の皆様にご参加いただきました。東京都からは知事と宮坂副知事が参加しました。
 ご多忙のところお集まりいただいた各社の皆様、ありがとうございました。

20220121_令和3年度TDHサミット記念写真

記念撮影もオンラインで

〇通信事業者代表者が今後の5Gビジョンについて語る!

 今回のサミットは、「『つながる東京』の先にあるもの」をテーマに開催され、通信事業者各社から2025年頃を念頭に、5Gが普及した未来の社会の姿やサービスなどについて、それぞれ語っていただきました。
 遠隔医療や自動運転などの5Gならではの技術や、中にはロボットタクシーやAIの犯罪発生予測など、海外ですでに実装されている技術の話題もありました。
 各社から最新の5Gサービスの動向や「すぐそこにある未来」のリアルな姿について聞くことができ、私たちの生活や産業が今まさに、大きく変わろうとしていることを実感しました。

〇発災時の対策についても意見交換

 先日、トンガの海底火山で大規模な噴火があり、海底ケーブルが打撃を受けたことで通信が寸断してしまうという事象が起こりました。このような災害がサミットの直前に発生したこともあり、当日は発災時への備えや通信環境の確保についても話題になりました。
 実は、トンガの噴火が発生する前に宮坂副知事の話を聞く機会があったのですが、その際に副知事は「もし富士山が噴火した時の対応も考えておく必要がある」と、発言をしていました。私は、その時は「そんなこともあり得るかもな」程度でしか受け止めていませんでしたが、今回実際にトンガで噴火が起き、通信インフラが寸断してしまった事態を見て、日本の通信インフラも噴火に備えて準備しておかなければいけない、と考えを改めさせられました。
 意見交換の中では、参加者が官民それぞれの立場で通信インフラに関わる災害対策の課題を共有することができ、とても有意義な会議となりました。

〇おわりに

 今回のサミットの様子は、東京都デジタルサービス局のYouTubeチャンネルでご覧いただけます。ここでしか聞けない(?)貴重なやり取りもありますので、是非下のリンクよりご視聴ください!