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誰ひとり取り残されないデジタル社会を目指して~スマホを通じた身近でできる支え合い「TOKYOスマホサポーター制度」のご紹介

 はじめまして!事業推進担当です。
 事業推進担当では主に、デジタルデバイドの是正に向けた取組を行っています。
 今回は、事業推進担当で実施しているデジタルデバイドの取組のひとつ「TOKYOスマホサポーター制度」についてご紹介します。


■デジタルデバイドって?

 ところで、皆さんは「デジタルデバイド」という言葉を聞いたことがありますか?
 東京都では、「東京都デジタルファースト推進計画」の中で、デジタルデバイドを「インターネットやパソコン、スマートフォン等の情報通信技術を利用できる者と利用できない者との間に生じる格差」と定義づけています。

■デジタルデバイドがあると何が問題なの?

 皆さんはこの記事を何のデバイスで読んでいますか?パソコンでしょうか。あるいは、スマホで読んでいるという方も多いかもしれません。このように私たちは、情報通信機器を自然に使いこなしながら生活をしています。
 一方で、高齢者や障害のある方をはじめ、こうしたデジタル機器に不慣れな方々も多くいらっしゃいます。
 社会のデジタル化が急速に進み、また、行政手続のデジタル化を目指す中、こうしたデジタルに不慣れな方々が、相対的に不便になってしまうことがないように対策を行うことが重要です。
 そこで今回は、都内在住・在勤・在学中の18歳以上の方であれば誰でも、スマホを通じた身近な支え合いができる「TOKYOスマホサポーター制度」についてご紹介します。

■TOKYOスマホサポーター制度

*TOKYOスマホサポーター制度って?

 TOKYOスマホサポーター制度とは、日頃からスマホを使い、その便利さを知る方が、デジタルに不慣れな方に寄り添い、困りごとの解決に一緒になって取り組むことで、身近な地域での支え合いに繋げる東京都の取組です。今年の1月から募集を開始し、すでに約240名の方がTOKYOスマホサポーターとして登録されています。

*TOKYOスマホサポーターになるとできること

 東京都主催のスマホ相談会で実際に高齢者の方から相談を受ける等の活動をすることができます。
 また、今年度からは、サポーターとサポートを依頼したい方をつなぐ機能をWebサイトに実装し、活動の幅をさらに拡大する予定です。

*TOKYOスマホサポーターになるには

①サポーター登録のエントリー
 サポーターWebサイトからエントリーします。

TOKYOスマホサポーターWebサイト

②オンライン研修の受講~スキルチェック
 エントリーが完了したら、オンライン研修を受講できるようになります。スマホの基本操作はもちろん、高齢の方への接し方なども学べるので、初めての方でも安心のカリキュラムになっています。

サポーター研修ページ
研修資料(抜粋)①
研修資料(抜粋)②

 教材で学び終わったら、1項目あたり5問程度のスキルチェックがあります。一回で合格できなくても何度でも挑戦できるので、スキマ時間に少しずつ受けるのがおすすめです。

③サポーター登録
 研修とスキルチェックに合格すると、晴れてTOKYOスマホサポーターとなることができます。
 また、希望者の方には登録証として、オープンバッジを発行しています。

修了証
オープンバッジ

*実際の活動の様子

 都主催の相談会にアドバイザーとして参加されたTOKYOスマホサポーター4名の方に、お話を伺いました。
 実際の活動の様子がよくわかるインタビュー記事となっていますので、ご興味のある方はぜひ読んでみてください。

■おわりに

 今回の記事では、事業推進担当の取組のひとつである「TOKYOスマホサポーター制度」のご紹介をさせていただきました。皆さんも「TOKYOスマホサポーター」になって、スマホを通じた身近でできる支え合いをしてみませんか。
 今後も、事業推進担当の取組を順次noteで発信していきますので、よろしくお願いします!