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#2 電球で高齢者を見守り 実証事業開始

こんにちは。次世代スマートホーム&スマートレジデンスの運営メンバー”とも”です。

先日紹介した、冷蔵庫のドアの開け閉めを検知して異常があれば通知するサービス【まもりこ】に類似したサービスが石川県金沢市でも実証事業として開始されました。

前回の記事はこちら

前回は冷蔵庫の扉の開閉を検知していましたが、今回は電球の使用状態をみて、長時間点灯したままであったり逆に消灯したままであるなど異常があればスマホに通知し地域の『見守るチーム』が駆けつけるサービスだそうです。

どちらも日常生活を行うのに必須なモノにICTを導入しIoT化しています。こちらのサービスは実証段階ということで、少数世帯での実証ですが、人同士の接触を減らそうとしているコロナ禍におていは、非常に大きな需要が見込めそうですね。地域の社会福祉協議会と連携しているところも重要で、実際に異常があれば見守りの一環で訪問していただけるのは、とてもありがたいです。

監視カメラ等ではないので、リアルタイムに緊急通報するわけではありませんが、さりげない見守りという部分においては気遣いが感じられます。日常使いするモノなら今までアイデアにもならなかったような家電が、本サービス同様に異常通知する仕組みが増えると選択肢が広がり、その人の生活スタイルに即したモノで利便性とQOLに寄与するかもしれません。

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実証サービスなので、利用料金や条件など詳しいことは決まっておりませんし、現在は石川県金沢市のみなので一般受付等はありませんが、本格導入を目指す事業なので今後の結果が楽しみです。また、高齢化が進む中で、このような実証サービスが今後の福祉サービスや新しいスマートホームのガジェットに組み込む内容として非常に大切だと思います。既存のスマートホームガジェットでは、遠隔操作が主としているところが大きいのですが、プラスアルファの機能として、電球だけではなく各ガジェットに異常を通知する仕組みを導入することは可能だと思います。

家電

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どちらにしても、朝まで寝室の電灯をつけっぱなしで寝てしまう私には向かないサービスかもしれません。。。

今後も、このようなサービスが拡大していくと、離れて暮らす親を持つ者としては安心ですね。

(とも)


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