毎日ジュース生活 vol.2
セロリジュース、にんじんジュース、オレンジジュース、リンゴジュース、トマトジュース。野菜や果物の種類だけジュースの種類があり、野菜や果物の種類を掛け合わせることで味の変化、栄養面での変化があるため、数えきれない程豊富な種類のジュースを自分で作ることができる。
にもかかわらず、やはり作る頻度の高いジュースは自ずと決まってしまう。オーストラリアのキャンベラで購入できる、オーガニックかつ旬の野菜を選ぼうとすると、どうしても選択肢が狭まってしまう。セロリ、にんじん、スイカ、オレンジジュースがお決まりとなる。
そんな中、時々飲みたくなるのがこの、独特な色を放つビーツジュースである!
見た目、血液か?と思うくらい赤いためびっくりするのだが、飲んでみるとかなり甘く、飲みやすい。独特なビーツの味を薄めるためにココナッツウォーターを混ぜるレシピがあったが、普通の水で薄めた方が飲みやすかった。ココナッツウォーターを入れると、確かにビーツ独特のアクの強さは軽減されるが、甘くなりすぎるのである。
ビーツは最近日本のスーパーでも多く見かけるようになり、サラダやスープ等に使用されている。ポリフェノールを多く含み、抗酸化作用が高く、優秀な野菜である。ただ、難点としては灰汁が強く、シュウ酸を含むため摂りすぎると尿路結石を発症するリスクが出ること。ビーツジュースを飲んでみるとわかるのだが、一度に大量に飲めないほど、灰汁が強いことがわかる。ピュアなビーツジュースは、舌がなんとなくピリピリする感じがするのだ。
ただ、他のジュースをアレンジするために混ぜたり、全く甘さがないセロリジュースのアクセントにできたりと、少量ずつ使用することで、万能なジュースである。
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