仕事への責任感
はじめに
お疲れ様です。ゼロカロリーです。
いつものようにTwitterを触っていたら、タイムラインにこんな内容の画像が流れてきました。
バ畜
アルバイトで家畜のように働かせられている人という意味のようです。
社畜のアルバイトバージョンですね
関連して社員の責任やアルバイトの責任など、いろいろ考えることがあったので、仕事への責任感というものについて話していきたいと思います
仕事への責任感は不要
いきなり結論から入ると、仕事への責任感というものは不要だと思います
責任感で病む人がいる
責任感がなくても仕事はできる
責任感の程度が人による
なぜなら上記のような理由があるから
役割と責任
仕事というものの構成をみてみると、そこには必ず役割と責任というものがあると思います
方針を決める人、指示を出す人、指示を聞く人、手を動かす人
それは会社という組織であれば、役職と言い換えてもいいかもしれません
そして役職にはそれぞれ責任というものがあり、責任感とは異なり明確にどこまで責任を持つか? が区別されています
役職者が持つ責任というものは、その役割あるいはできることが及ぶ範囲にあると思います
自分の作業しかできない人であれば、自分の作業の範囲に責任がある
部下に指示を出すことができる人であれば、部下の仕事にも責任がある
組織全体の方針を決める人であれば、組織全体の運営にも責任がある
仕事には役割があって、その役割に対して責任があると思います
アルバイトの責任
冒頭で話を上げたアルバイトの責任についてはどうでしょうか?
話の中では、
「シフトの入らないとお店が成り立たない! どう責任取るんだ!?」
「仕事に対しての責任感がない。アルバイトでもお金をもらっているんだから、こっちの都合に合わせるのは当たり前!」
といった言葉が見受けられました
アルバイトの役割、あるいは役職における責任という観点でみてみます
まず、シフトについて
シフトというのはお店の労働時間の調整のことを言いますが、アルバイトには当然その役割にありません
長年働いてきたバイトリーダーともなると話は違うとは思いますが、最初の面接や契約などで取り決めた時間働くのがアルバイトの役割です
そこにお店の労働時間の調整は含まれていません
次にお金をもらっているんだからという考えについて
お金をもらっているかどうかは役割にも責任にも関係のない話なので、暴論です
凡その人は同じ意見になると思いますが、
アルバイトに上記のような責任はありません
責任感が必要になる時
責任というものは役割や役職にと紐づいているというのが私の考えです
責任感は不要
そう述べてきましたが、必要になる時も存在すると思っています
それは自分以上の役割を手に入れたい時
成長や昇進をしたい時は責任感というものが必要になると思います
冒頭で述べた通り、責任感の程度は人それぞれになると思います
逆を言えば自由に仕事に対して責任を持った気になれるということ
自分の責任の範囲だけ仕事をする
それ以上の仕事をしない
という選択は、自分を守るためにとても大切な選択だと思います
ですが、毎日同じ範囲だけで仕事をしてしまうと、どうしても自分のできることは広くならない
成長はしにくいものだと思います
そこで自分の一つ上の役割の責任を心に思います
一つ上の役割の責任感を持てば、仕事でできることが見えてきます
別の役割の責任感を持てば、その役割の人の仕事が見えてきます
そして実際にその役割が与えられたとき、事前の責任感がその仕事の準備になると、私は思います
責任感が誰かからの押し付けではなく、自分のために活用するものであれば、必要なのだと思います
さいごに
まとめると、以下の主張になります
仕事をする上で責任感は不要
アルバイトにお店を運営する責任はない
責任感は自分の為につかうもの
もし他人に対して責任感を持ってほしいと思ったときは、
その他人の役割と責任を整理してみるのもいいかもしれません
役割の持つ責任に対して仕事が達成できていないのであれば、具体的に説明する
そうすると、
「責任感が足りない! 責任感を持て!」
という言葉よりは納得や共感が得られやすくなるんじゃないかと思います
と、ここまで書いて後輩指導の時に後輩の仕事の責任について説明していなかったことを認識したので、計画に組み込もうと思います笑
以上、読んでいただきありがとうございました
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