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坪売上50万円、人気寿司チェーンを支える順番待ちとテーブルオーダーシステム

こんにちは、スマレジ・アプリマーケット運営担当です。
今回は、LINEで順番待ちができる「順番待ち子ちゃん【全自動順番待ちシステム】」(以下「順番待ち子ちゃん」)とテーブルオーダーシステム「注文くん【LINEでテーブルオーダー】」(以下「注文くん」)を導入しているユーザー事例を紹介します。

長崎県を中心に展開する人気寿司チェーン「寿司 若竹丸」を運営する株式会社わかたけは、2024年4月に商業施設内の店舗として初めてアミュプラザ長崎内にオープンしました。他店舗で導入しているタブレット型のテーブルオーダーや順番待ちシステムを、新店舗の規模に合わせて選定し、導入。その詳細についてお伺いしました。

株式会社わかたけ 取締役社長 草場様

長崎で知らない人はいない人気の回転寿司店

「寿司 若竹丸」はフルオーダー制の回転寿司店です。新鮮な海の幸を使用した寿司を手頃な価格で提供し、地元の食材を生かした豊富なメニューが魅力です。
当店では、グループ全体の24店舗すべてでタブレットを使用したテーブルオーダーシステムを導入しています。お客様は各カウンターやテーブルに設置されたタブレットから直接注文を行うため、ハンディ運用は行っていません。
最初に導入した店舗で他社のレジやテーブルオーダーシステムを使用していたため、特に他社サービスと比較することなく、新店舗オープンのたびに同じシステムを導入してきました。
今回、アミュプラザ長崎店をオープンするにあたり、他店舗と同様にテーブルオーダーを導入しようと考えましたが、アミュプラザ長崎店はロードサイドの店舗に比べて規模が小さいため、よりコスト効率の良いシステムを検討しました。

LINE連携できる順番待ちシステムで顧客利便性を高める

チューズモンスターさんとスマレジさんを選ぶ前にいくつかの候補がありました。順番待ちシステムでは、会員登録時にメールアドレスなどの個人情報を入力する必要があるため、登録に時間がかかり顧客体験として良くないと感じていました。
その点、LINEでお友だち登録をすればすぐに利用できるLINE連携のサービスは画期的だと感じ、他社のLINE連携サービスと比較検討しました。他社の場合、LINE公式アカウントの配信数にカウントされるため、ある大阪の回転寿司チェーン店では月20万円以上の配信費用がかかっていると聞きました。
「順番待ち子ちゃん」は配信通数がカウントされず、さらにタブレットオーダーサービスも提供しているため、チューズモンスターさんにお願いすることにしました。展示会で山本さんにお会いし、直感的にチューズモンスターさんが良いと感じ、その足で「注文くん」と連携できるスマレジのショールームにも訪れました。
長崎、福岡、佐賀がメインのエリアなので、チューズモンスターさんとスマレジさんが福岡に拠点を構えていることも安心感につながりました。

アミュプラザ長崎店オープンの半年前から「注文くん」「順番待ち子ちゃん」「スマレジ」の導入を決め、前もって契約や準備を進めました。これまで他社のオーダーシステムやレジしか使っていなかったため、仮想店舗を作って事前にシステムを体験する準備期間が必要でした。実際にオープンする際には、その仮想店舗を引っ越すだけだったので、スムーズに始めることができました。

寿司 若竹丸 アミュプラザ店 テーブルオーダーシステム「注文くん」

「順番待ち子ちゃん」「注文くん」「スマレジ」で実現する効率化とコスト削減

1.商品の更新作業を20分の1に短縮

他店舗で使用しているレジはクラウド型ではないため、営業中に商品の変更ができません。商品変更の際は、本部で24店舗分のデータを個別に作成し、それをパソコンに取り込んでUSBに保存し、各店舗のレジに挿入するという手間がかかっていました。
毎月おすすめメニューを変更しており、他店舗ではメニュー変更の際に1週間ほど前からパソコン上でデータを作りこみ、前日に各店舗にそのデータを渡す運用を行っています。

また、タブレットオーダーシステムはレジ会社のものではなく別のサービスを利用しており、商品登録をレジとオーダーシステムそれぞれに行う必要があり、不便でした。

スマレジの場合、「注文くん」に商品の登録や更新を行い、スマレジと連携する流れなので、慣れれば10分ほどで作業が完了します。これまでの20分の1の時間で商品変更作業を完了することができていますね。

2.ピーク時間帯の売上把握でロス削減を実現

スマレジではピーク時間帯を確認するために時間帯別売上を頻繁に確認しています。これにより、閉店時間のロスをいかに減らすかを考えることができます。
店舗にいなくても事務所やパソコン、スマホからリアルタイムで売上を確認できることがクラウド型の利点ですね。

3.他店舗システムと比べ、約70分の1のコスト削減を実現

他店舗で使用している順番待ちシステム、オーダーシステム、レジと比べて、「順番待ち子ちゃん」「注文くん」「スマレジ」の初期費用と月額費用を合わせると、10年使用した場合に約70分の1のコストに抑えられると考えています。
例えば、オーダーシステムの専用タブレットは1台10万円ほどかかりますが、「注文くん」ではiPadをタブレットとして利用できるため、費用を大幅に削減できます。

寿司 若竹丸 アミュプラザ店 レジ周辺

4.「順番待ち子ちゃん」で店前の混雑を解消

紙で順番待ちを行うと、その場で待っていただく必要があり、お客様の時間が無駄になりますが、順番待ちをシステム化することで店外から順番待ちが可能です。来店された方も店前の発券機で発券すれば、その場で待ち続ける必要がありません。
導入当初は、その場で待つお客様もいましたが、最近では「順番待ち子ちゃん」を利用して他の場所に行かれるお客様が増え、外からの予約も増加しています。これにより、お店の前の混雑が緩和され、お客様の時間も無駄にしない運用ができています

アミュプラザは海外のお客様も多く、LINEアカウントをお持ちでない場合がほとんどです。その際は電話番号を登録していただければ、ショートメッセージで通知が送れるため、今後はこちらの機能も積極的に活用していく予定です。

寿司 若竹丸 アミュプラザ店 順番待ちシステム「順番待ち子ちゃん」

5.迅速なサポートで課題をスピーディに解決

チューズモンスターさんのサポート体制も抜群です。要望を出して開発が決定すれば、機能にもよりますが1週間程度でリリースしてくださいます。スマレジとの連携機能も新しいものが次々にリリースされるので、非常に助かっています。

小規模店舗の積極展開へ

今回、ロードサイドではなく商業施設内で初めての店舗をオープンしました。ロードサイドの店舗には120坪の面積と、駐車場を含めて約500坪の土地が必要です。しかし、ファミリーレストランやうどん屋さんなども同様の規模の土地を探しているので、そのような広さの土地が減少してきています。
新業態1号店として出店したアミュプラザは30坪ではありますが、予測の180%の売上を達成しており、成功したと言えるのではないでしょうか。この規模なら店舗を見つけやすいということもあり、今後はこのサイズの店舗を増やしていきたいと考えています。

寿司 若竹丸 アミュプラザ店 店舗入口


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