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レモン牛乳って美味しいよね

レモン牛乳を買いました。いぇーい

レモン牛乳とは何ぞ?と思われる方がいらっしゃるかどうかはわかりませんが一応解説いたしますと、レモン牛乳というのは栃木乳業(株)より販売されてる味付き牛乳のことで、正式名称は「関東・栃木レモン」と言うらしいです。
栃木県で生産される飲料で、栃木県内だと駅ナカのコンビニだの高速道路のSAPAだの道の駅だのでどこでも売ってる一方、栃木県を出ると突然見つけづらくなるご当地の飲料のひとつです。

レモン牛乳とはいいますが、
無 果 汁
です。
ちなみに、レモン香料が入っているかと言えばそうでもありません。

じゃあ何故レモン牛乳なのか、それは実に謎ですがまあノリとしてはイチゴミルクのレモンVerみたいなところなのかもしれません。

牛乳を味付けした飲料なので当然味は牛乳ベース。レモン牛乳をレモン牛乳たらしめる香りに控えめな甘さが美味しい飲み物です。

飲む前に不思議な一文を見つけました。
『商品名の関東・栃木は製造者名の一部です。』
製造者名?関東さんでもおったんか?とか思いつつ、いつものようにこの記事を書くにあたって軽く調べてみたら衝撃の歴史が分かりました。

昭和の戦後まもなく誕生した乳飲料で、宇都宮市の関東牛乳が「関東レモン牛乳」の名称で発売していた。

甘いものが貴重な時代、子供にとっては特別な日に給食などに出される贅沢品でもあったようだ。以来、人気は衰えず、懐かしい栃木の味として長い間親しまれてきた。

ところが、平成16年に関東牛乳は廃業し、レモン牛乳は姿を消した。
しかし、慣れ親しんだ味が無くなるのは寂しい、と多くの声があがり、翌年、栃木乳業が製造法を受け継ぎ、「関東・栃木レモン」として復活を遂げたのである。

蘇ったレモン牛乳は人気が再燃。テレビ番組で紹介されるなど、その知名度は全国版になりつつあり、今や県民だけのレモン牛乳ではなくなった。

なんと大元の製造業者はお亡くなりになっていました。そしてこの慣れ親しんだ味を残すべく栃木乳業が受け継ぎ、再び造られるようになったのが今のようです。つまり商品名の「関東・栃木レモン」の関東とは関東牛乳、栃木は栃木乳業のことのようですね。関東の名前を大きく書いてたり「商品名の~」の一文を付けてたりするのは大元とリスペクトしてるということなんでしょう。ええ話や……

しかし平成16年となると今から20年も経ってない、本当に最近の話になるんですね。栃木乳業が高い志をもって受け継いだのかどうかは知りませんが、まあどの形であれ今の時代に受け継がれてるだけありがたい話ではあります。パッケージデザインが変わってなかったり、関東を強調してたり商品名について言及してたりするあたりにリスペクトが感じられるのも好印象です。おそらく味についても一切手を加えてないんでしょう。同じレモン牛乳ベースでも「リニューアル」とか言わずに微妙に違う派生商品で別枠で売ってる(後述)ところからもそうである可能性は高めですり

個人的にこの味は結構好きで、栃木に来たり通過したりする度に寄ってはほぼ必ず1本買っていく個人的に好きな飲料のひとつです。
最近は派生商品で(関東・栃木)「イチゴ」「コーヒー」、さらには「メロン」「ぶどう」なんかも売られます。
さらにはアイスクリームになったり、グッズもあったり……
さらに調べてみると最近の期間限定で、ミルクリッチな味わいをウリにするまろやか仕立てVerとか、本物の国産レモンエキスを使ったVerとかも販売されてるんだそうで。
いつかそちらも飲んでみたいところですね。




お知らせ
本日、この記事をもちまして毎日投稿を終了させていただきます。最初の記事を書いたときは「三日坊主にならなければいいなぁ」とか書きましたが、意外と続きました。お読みいただきありがとうございました。
この後は週1を基本に筆がノッたときにゲリラ的にポンポン書いてくつもりです。なおクオリティにつきましてはおそらく変わらないと思います。よろしくお願いします。

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