鴨川にてそばを食らう
ご無沙汰しております。主です。
お仕事で千葉の鴨川に御呼ばれしたので行ってきました。特急の利用許可が降りたので海浜幕張駅から特急。武蔵野線で海浜幕張行を捕まえると終点で丁度特急に乗り継げるというなんとも都合のいいもので。
蘇我までの京葉線が速いのは当然として、準ローカル線的な外房線も蘇我～勝浦にかけては高速化なされているらしく、御手洗い中に何度もよろめくくらいの揺れと共に大爆走。速すぎませんか。
特急利用とはいえ移動目的の乗車で1時間半というのはなかなか長く、スマホ見る気分でもなかったのでずいぶん退屈でした。線路は結構内陸側を通ってるようで、海見えるかなと思ったら勝浦あたりまで全然見えず。
早い特急に乗ったので集合予定時刻までは余裕があり、何かお腹空いたのもあったので目星付けてた店へ。
西口連絡通路を出て徒歩3分の好立地のおそば屋。Google Mapのレビューによると｢かつては駅ホームで立ち食いそばもやっていたが閉めてしまい、今残ってる店舗はここだけ｣とのこと。立ち食い蕎麦屋が発祥とのことで暖簾には立喰と書かれてるもののオール座席です。木目調の店内にカウンターキッチンと座席があり、上部にはテレビも。店内からものすごく味があっていい雰囲気のお店でした。昼食には早い時間帯というのもあり、先客はおじさんが1人のみとガラガラ。550円の定食を注文。時間がかかることを見込んで早めに来ましたが、杞憂だったと思えるレベルの爆速で到着。
天ぷら蕎麦に卵かけご飯、漬物と海苔という組み合わせ。分かってて注文したものの、こういう組み合わせって都会の立ち食い蕎麦屋ではまず絶対に見かけることのない珍しい組み合わせだと思います。これだから個人飲食店巡りはやめられないんですよねぇ。
立ち食いでも天そばで400円は下らないことが多いので、卵かけご飯付で550円って安いのでは。
洗練された都会の立ち食い蕎麦も良いですが、若干の家庭感を感じるこの蕎麦を味のある店内で頂くのもまた乙なものです。この如何にも普通の葱が包丁で刻まれた感じの刻み葱が大量に乗ってるのも最高。味の染みた天ぷらをご飯の上に載せて頬張るのがよいのです。
蕎麦の量が若干控えめというのもあり、結構余裕で食べきれました。
集合場所が駅としか書かれてなかったので改札のある東口側で待ってたら改札のない西口だったというハプニングがありつつも現地の営業と合流し無事打ち合わせ終了。
解散したはいいのですがタイミングが悪く列車がなかったので駅前をふらつきます。
そうそう、駅前にイオンがありました。駅前で幹線道路？からも近いすごく立地のいいイオンで、1Fはスーパー、2F3Fは服やら雑貨やら色々、4Fはゲームコーナー、5F6F屋上は駐車場。割と何でも揃っててかなり便利そうな雰囲気でした。しかしこう超好立地なのに空きテナントスペースがあったりフードコートがなかったり屋上駐車場が出入りできなかったり、｢5F6F駐車場月極募集｣と張り紙があったりと、｢人の出入りはあるのに寂れている｣という雰囲気を感じてしまいました。少し前の旅行で行った地方都市釜石のイオンタウンより寂れてそう(もっとも商業施設がほぼイオンに集約されてる釜石と異なり鴨川はロードサイドにマクドナルドがあったりで街の充実度ではどっこいどっこいですが)
改札側、東口を出て5分という超近い位置に海岸があり、海水浴を楽しめそうな雰囲気でした。この近くに住んだら夏場はちょっとお散歩のノリで泳ぎに行けそうですよね。夏場は海水浴客が集まるでしょうからストレスなく自由に遊べるのは朝だけかもしれませんが。
ところでいま1月なんですけど、暖かい日とはいえこんな時期にサーフィンか何かをよくできますよね……？
泳ぎに来たわけでもなく(そもそもオフシーズン)、装備が装備なので今から遊びにとか今から宿泊とかそういうわけにもいかないので帰ります。乗り鉄目的というわけでもなく普通に帰るだけだったのでまた虚無気味の90分でした。メインは仕事とはいえその前後で街歩きができて現地の定食屋にも入れたのでそこそこ楽しかったです。あ、言うまでもないですが仕事は真面目にやりましたよ？
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