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IoT機器として結構使いやすいWebiot

スマナビは民泊をデジタル化するサービスを提供しています。
IoT機器を現場に導入することも沢山あります。

今回は普段の仕事のなかからおすすめのIoT機器を紹介します。

リモートで運営している宿泊施設の状況をモニタリングしなければない場面は頻繁にあります。

もちろんプライベートのところに立ち入ることはできないけど、

例えば、入退室チェックや、エアコン、照明、施設周辺の防犯カメラ、

そして騒音。

特に観光地で民泊をやっている場合に一番心配なのは、騒音だと思います。

住宅の中にある施設では周りは一般の民家であることが多いです。

旅行者は日常のリミッターが解除されているので、

夜中もお酒を飲んで騒ぎがちです。

楽しい仲間と旅行している時は尚更です。

そうした問題に対処するための騒音モニターとしてWebiotを導入しました。

Webiot 公式ページ

ビービット、リクルート出身の人が立ち上げたIoTサブスクの会社。

僕は学生時代にビービットでインターン搾取されいた経験があるため親近感が湧きました。

Webiotの価格


月額1000円のゲートウェイを買えば、あとは欲しいセンサーを足していくだけ。

騒音センサーの場合1個月額500円から導入できます。

したがって、最安で月額1500円で騒音モニタリングが可能になるので、費用がお得なのがポイントです。

Webiotの仕組み


ゲートウェイは3G回線によってインターネット通信をしています。

ゲートウェイとセンサーはBluetoothによって繋がっています。

シンプルな構造です。

使い方も簡単で、見開き2ページくらいの説明書を見ればものの10分で設定できます。


設置してみた騒音センサー

この手のセンサーで心配なのは耐久性と安定性。

初めはモニタリングできていてもブツブツと途切れたり、

温度変化等に対応できずにすぐ壊れたり、

測定値がおかしくなったら困ります。

その点、騒音センサーは数年使用しているけど未だに問題なく動作しています。



グラフは既成のものがあって、最大値、最低値、一分間の平均値が見れます。

目的に応じて簡単なアラーム設定もできます。

アラームも、どの程度の頻度で連絡をするか多少オプションがあリマス。

Webiotへの注文


欲を言えば、今後はもう少しグラフの分析機能が向上してくれると良いと思います。

あと、アラームロジックを利用者側でいじれるようになると嬉しいです。

何も考えずにコンセントに刺したら使える手軽さは素晴らしいです。

でも、一度収集を始めたら分析したくなるし、

それをしたいからデータを取っているので、

CSVダウンロードしてだけしか分析できないとちょっときついです。

スマナビには、ボットにログインさせて自動でCSVをダウンロードするノウハウがあります。
でも、APIが共有されているともっと使い勝手がよくなると思います。

こういった騒音モニタリングの機能を自前で全て準備しようとしたら結構大変だし、それなりの業者から購入しようと思ったらこんな消費者レベルの金額では手が出させません。

少なくとも競合相手になりそうなものは、日本国内では見当たりませんでした。

Webiotはその点、敷居が低くて素晴らしいと思うので、

今後も必要に応じて使っていきたいと思っています。

Webiotの代替手段についてのアイデア

本当は騒音モニターくらい、iphoneで実現できたらなーと思います。

使われなくなった古いiphoneで音量を収集して、

施設内のWiFiを通してネット上にデータを送り、

ウェブ上に適当に作ったコンソールで分析する。

こういうのが作れれば、月額1500円といわず、

無料でモニタリングすることはできます。

ただ、iphoneで音量を収集してネットに送信という市販のアプリは存在しませんでした。

スマナビ社内で作ることもできるでしょうが、結構大変そうなので、今はWebiotに頼っています。

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