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【活動報告】“旅する学校“インフィニティ国際学院生さんが見学にきてくれました!


こんにちは。
スマルナステーションの助産師です。

smaluna station(スマルナステーション)
大阪心斎橋にある10〜20代向けの性の相談施設です。
同じビル内にあるさくま診療所と連携しながら、性にまつわる悩みに対してチャット・電話・対面での無料相談を受け付けています。


少しずつ春の陽気を感じる季節になりましたね。

3/8もとても暖かい日でしたが、この日はインフィニティ国際学院の生徒のみなさんがスマルナステーションに見学に来てくれました。

生徒さん+チューターさんが3グループに分かれ、1グループ40分くらいでステーションに順々に来ていただき、生徒さん一人ひとりとゆっくりお話することができました


積極的なディスカッションとワークの時間も


「どうしてクリニックの中ではなく、あえて相談だけの取り組みをしているの?」
「一ヶ月でどれくらいの相談件数なの?」
「どんな内容の相談が多い?」
「相談対応で心がけていることって?」
「避妊法ってたとえばどんなものがあるの?」
などなど、みなさんからたくさんのご質問が出てましたが、

受診となると何となくハードルが高いけど、その前に気になることをちょっと聞いてみたい、正しい情報が知りたい、近くなら顔を見ながらゆっくり話せる(しかも無料で!)そんな場所って大事なのかなって対話の中で気づいてくれた場面も。

また、コンドームを触ってみたい!という声もいただき、そのままコンドーム装着練習会になったグループもありました。
はじめは思うようにやってもらい、次にパンフレットを見ながら注意点をお話しましたが、みんなとても真剣に取り組んでくれましたよ。

あるグループはコンドームを渡すとパッケージをじっと見るなり
「消費期限なんてあるんだ!」って大発見!


事後アンケートにもご協力いただきました


つまり、全員!みなさんが役に立ったと感じてくれてとても嬉しいです


【いただいた感想の一部】

・カップルでも来所していることに驚いた。それぐらいなんでも話せるのかなと思った。

・高校の性教育が十分ではないから、このような場所が若者にとって本当に大切だということがわかった。

・無料で相談を受けられる施設だということが印象に残っています。金銭的に制限がある若い人でも来やすい、素敵な環境だと感じました。

・コンドーム、ピルにはいろんな種類があることを初めて知った。自分の人生に関わる大切なことでまだまだ知らないことがたくさんあるのだろうと思った。

・新しいこと、知らなかった領域に踏み込んだ感じがする。机の上や教科書の中で勉強していたことが、実際に街や社会の中にあるんだと初めて知った。

・このような情報やムーブメントに出会うためには、日本では自分で行かないといけない現状がある。この情報に出会いたくても出会えない人たちがきっとたくさんいる。だからこそ、知っている人たちだけでこの情報をとどめるんじゃなくて、全国の小中高校生に伝えてみんなできちんと知っていきたい


見学ツアーを振り返って


みなさんの熱のこもった感想とても嬉しかったです。そして、現状を鋭く捉えた意見の数々に心から感動しています。

初めは性教育って自分は苦手なんです〜と話していた方も「そんなところから性教育なんだ!ちょっと考え変わったかも!」と驚かれていたのが印象的でした。

性教育って身構えて「聞く」「教える」ものではなくて、対話が大事。

日常的な同意の積み重ねが大切で、その延長線上に性的同意がある、性についてお互いが対等に話し合える、その関係性がステキだなと思っています。

今回のみなさんはそのことを自分から感じとってくれたように思いました。

相談にきてくれる方の背景はさまざまで、その人の大切にしていることをこちらも大切にしながら、これからもたくさんの方と性について一緒に考えていきたいと思っています。


こんな感じでやっておりますので、相談したい方はいつでもどうぞ!
まずはLINE相談をお気軽にご利用くださいね。

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