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個人的 "セクシーな男性ヴォーカリスト" 選手権

 your sexy voice


 先日の藤井風さんの記事

 この記事の中で藤井さんみたいな ”色気のある”歌い手さんは貴重だと書いたのですが、じゃあ、私自身が考えている ”色気のある” 歌い手さんって誰なのかってことを整理してみようと思いました。

 やっぱり藤井風さんはセクシーな歌い手さんですね。
 同じように、セクシーな歌声のアーティストについて、今回は、私自身がエントリーする選手権形式として、年代を遡りながら "note" していきたいと思います。


◇ ■ ◇ ■ ◇ ■ ◇ ■ ◇


 選手権形式と言っても、優勝者を決めるわけでなく”エントリー”のみなのですが、ベスト8に残った方々を紹介していきます。
 紹介曲についても色気を感じさせる曲を選んでみました。(ちなみに、私がその歌をカラオケで歌うと、なんかいやらしく感じるらしいです。🥺)


#1. 平井 堅

 まずは、”歌バカ”こと、平井堅さん。
 甘いラブソングや軽やかなポップスも良いですが、やっぱり、この方の声はバラードだなぁと思ってしまいます。
 ささやくように歌うやつもいいですが、私的には、苦し気なブレスのある、息づかいが生々しいやつに特に色気を感じます。
 今回は2007年に、映画「愛の流刑地」の主題歌として発表された『哀歌 (エレジー)』でエントリーします。



#2. hyde (L'Arc~en~Ciel)

 二人目は、L'Arc~en~Cielのヴォーカルのhydeさん。
 1998年7月にシングル3作品同時発売されたうちの1曲『花葬』でエントリーします。
 冒頭の、♫ ぶぁらぶぁらに散るぁぶぁるぅ 花びら♪ みたいな巻き舌歌唱とともに、ファルセットが絡み合う妖艶な感じが素敵なのです。 



#3. 吉井和哉(THE YELLOW MONKEY)

 3人目は、THE YELLOW MONKEYの”ロビン”こと吉井和哉さん。
 吉井さんの歌は、1曲の中で徐々にボルテージを上げていく感じがあって、いつも聴き手の予想以上の場所まで連れていかれるイメージです。
 特に1997年の『BURN』の高揚感は格別で、そのエモーショナルさに鳥肌が立つほど魅了されてしまうのです。(♪~やわらかな思いでぇいは、はぁ~るか~とぉーくぅ♪ の ”でぇい” も印象的でした。←細かい!)
 


#4. つんく♂(シャ乱Q)

 さて、4人目はシャ乱Qのつんく♂さん。
 喉頭がんを患って声帯摘出手術を受けているので、今では歌声を聴くことはできませんが、シャ乱Q時代に聴かせてくれた数々の名曲たちは色あせることはないのです。
 デビュー当時から夜のお仕事系の雰囲気が強くて、妖しい歌声が魅力なんですが、大ヒットした『ズルい女』がその白眉のような気がします!



#5. 田島貴男(ORIGINAL LOVE)

 さて、エントリーも後半に入ります。
 5人目はORIGINAL LOVEの田島貴男さん。
 前述の藤井風さんの記事でもふれていますが、この方の歌声も色気があるんですよね。ちょっと突き放すような歌い方にダンディズムを感じるのです。
 エントリー曲は、やはり『接吻』ですね。
 以前、キスに関する歌のまとめページを作ったことがあるのですが、その時はタイトルが日本語なんで掲載できなかったのですが、ようやく....



#6. 氷室京介(BOØWY)

 さて、6人目は、ヒムロックこと氷室京介さん。
 粘りつくような巻き舌ヴォーカルは、ソロになっても健在です!
 歌だけでなく、その時々の何気ない所作でさえ絵になる男ヒムロック!やっぱ、今聴いてもかっこいいのです。



#7. 玉置浩二(安全地帯)

 さて、残るエントリーは2席となりましたが、7人目は、以前、記事にもした安全地帯玉置浩二さん。
 やっぱり歌唱力は圧倒的です。
 中でも、もっともいやらしい.... いえ、セクシーな曲としてエントリーするのは『じれったい』!、聴いてると、ほんと心が悶えるほどじれったいのです。



#8. 藤井フミヤ(チェッカーズ)

 そして、最後のエントリーは藤井フミヤさん。
 私たちの世代で藤井といえば、風ではなくフミヤなのです。
 アイドルっぽく登場してきたチェッカーズでしたが、歳を重ねるごとに進化していったバンドでした。特にフミヤさんのヴォーカルは艶が出てきて、とってもセクシーになっていったと思うのです。
 エントリー曲は『ONE NIGHT GIGOLO』。
 チャラララ、チャラッチャッチャー♪ って、イントロ部の後、"kill you"のタイミングで、スリッパで頭をはたくのが私たちの世代ではお約束なんですが、ホントはスゴく色っぽい歌なのです。


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 以上、8人の方をエントリーしてみましたがどうでしょう。
 他にも秦基博さんや徳永英明さんら、素敵な声のヴォーカリストさんたちもいるのですが、セクシーな歌声となると、何というか、独特の粘り?、ちょっと後を引く部分がないとダメなような感じがするのです。
 今回紹介したのは、ある意味、くせ者のヴォーカリストさんばかりかもしれないですね。

 エントリーしてみると、ほぼ、自分と同年代のアラフィフ以上の方々になってしまってるのに気が付きました。😅
 やっぱり世代バイアスがかかってるのかな~。

 まあ、個人的なエントリーなのでご了承ください。


 日本の"セクシーな男性ヴォーカリスト"のルーツをたどっていくと、もしかしたら、この人が原点なんじゃと思わせる方がいるので、最後に紹介したいと思います。

#エクストラ 沢田研二