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私的名盤との再会(『ウーマン・イン・レッド』by スティーヴィー・ワンダー)

My Masterpiece

サブスクの音楽サービスのおかげで、久しぶりに再会した「昔、はまった ”アルバム” 」を ”note” していきます。



 今回、再会したのは

スティーヴィー・ワンダーの『ウーマン・イン・レッド』(オリジナルサウンドトラック)

スティーヴィー・ワンダー
 アメリカのシンガーソングライター。
 11歳の時にモータウンのTamlaレーベルと契約して以来、現在までモータウン一筋に活動する。


 スティーヴィー・ワンダーといえば、自分らの世代にとっては、「パートタイム・ラヴァー*」も収録されている『イン・スクエア・サークル』の方が印象に残ってるかもしれませんね。

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 自分が耳にするようになった頃は、すでにキャリアの中盤だったので、スティービー・ワンダーは、定位置を獲得したアーティストだったんです。
 名曲もたくさんあったのですが、自分がスティービーを意識したのは、コッポラの映画「アウトサイダー(1983)」で流れる『ステイゴールド』だったのです。


 若き日の自分は、この『ステイゴールド』が大好きだったんですよね~。

 でも、なぜか「アウトサイダー」のサウンドトラックは手に入らなかったし、スティービーのどのアルバムにもこの曲は収録されなかったのです...  

 .... それで聴いていたのが、これもサウンドトラックだった「ウーマン・イン・レッド」だったというわけです。


 一応、スティービー・ワンダーのアルバムとなっていますが、実はディオンヌ・ワーウィックとの歌も入ってたりするんです。
 当時の自分にとっては、ちょっと大人っぽいアルバムなんですが、『ステイゴールド』の代わりに自分を癒してくれていたのが『心の愛 - I Just Called to Say I Love You』だったのです。


『心の愛 - I Just Called to Say I Love You』 

 いい曲ですよね~。
 アルバムジャケットは何なんですが、この曲のためにこのアルバムを聴いていたと言っても過言ではないのです。

 当時のスティービーって、色んな企画に参加してたようなイメージがあるんですよね。
 自分も視覚に障害をもっていることも関係するんでしょうが、「U.S.A. For Africa」もそうだし、チャリティーシングルだったディオンヌ・ワーウィックの『愛のハーモニー』なんかにも参加してたりして、なんか崇高なシンガーのイメージなのです。

『愛のハーモニー』


 なんかですね~。
 スティービー・ワンダーのバラードを聴いてると、ちょっと心が洗われるのです。

 もちろん、そんな曲ばかりでなく、アップテンポでダンサブルな曲もあるんですが、やっぱり真骨頂は、愛を歌ったバラードにあると思うのです。

 久しぶりに聴いた『心の愛』、やっぱり素敵でした。





パートタイム・ラヴァー*
 この曲も流行りましたけど、パートタイムのラヴァ―って?
 みたいに深く考えると、自分のスティービーに対するイメージとは違ってたりして、ちょっと入り込めなかった記憶があります。w