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外れ値人生回顧

傍流の外れ値人生しか歩んでいないので、今迄も様々なトラブルに巻き込まれてきました。発生から10年以上経った内容は書いてもいいかな?と、個人的に思っているので書きます。当時の記憶を辿っているので、多少、おかしな点があるかもですが、ご了承ください。

主な登場人物
・みつや
・Aさん
・Bさん
・Cさん

話の発端はメールかチャットで、AさんがBさんからDVを受けていることについて、Aさんから僕が相談されたところから始まります。はい、ここで質問です。AさんとBさんは男女なのですが、どちらが男性でどちらが女性だと想像しながら読んだでしょうか? 答えは、Aさんが男性で、Bさんが女性なのですが、多くの方は逆だと想像していたかと思います。笑

当初は、Aさんが一時的に愚痴を言っているだけなのかと軽く捉えていました。しかし、Aさんは頻繁に悩みをぶつけてくるようになりました。しかも、決まって深夜に。笑 当時の僕は、まだまだ自分自身の精神状態がかなり悪く、向精神薬で朦朧とした意識の中、Aさんに返答を続けていました。話を聞き続ける中で、結構、やばい状態なのかな?と、感じ始めます。僕の家庭内での実体験から、打ちどころなどが悪かったりすると、事件事故になるレベルかも知れないと思い始めます。AさんとBさんの当時の住まいにも、何度か足を運んでいます。

そのうち、Aさんの両親からも、僕は相談を受けるようになります。当時、北関東で現場監督をしている友人Cさんが、週末に東京経由で東海の実家に帰る道中に僕を拾い、ステーキ屋へ連れていき、Cさんの日常話を聞きながら、僕がステーキをご馳走になるという定期イベントがありました。Cさんは、僕が出会った友人知人で2人目のスピード狂で、凄い出来事も幾つかあるのですが、その話は本題から逸れるので割愛します。そして、CさんもAさんの友人でした。Cさんにも相談しながら、どうしたものかと考えていました。

ある時、Bさんが地方へ一人旅へ出かけたことを、Aさんから知らされます。AさんとCさんと僕が集まり、「半ば強制的に離れるなら今がチャンスだ、夜逃げをしよう」という話でまとまります。思い立ったが吉日だと直ぐに決行し、Aさんの全ての荷物を、Aさんの実家に戻しました。とりあえず、これで安心だとホッとしていました。季節は年末頃でした。この件が、まだ道半ばだと、この時は思ってもいませんでした。

Cさんと僕は、Aさんの両親から食事をご馳走になり、お礼を受けます。その後、Aさんが夜逃げしたことを知らない、Bさんが旅行から戻ってきます。一度、AさんがBさんに激しく詰められ、事件事故の一歩手前で何とかAさんは逃げました。更に、Bさんが自身の消滅を仄めかし、樹海へ向かったと知ります。急遽、周辺の友人知人に連絡を取り、東海方面から1台、東京方面から2台、3台の車に分乗し、計10人くらいの関係者が、樹海へ捜索へ向かいました。丁度、大晦日の日でした。

東京方面からの2台の内1台は、Aさんのお父さん、Aさん、Cさん、僕が同乗していました。Aさんのお父さんの運転のもと、爆速で樹海方面へ向かいました。3台は道中も連絡を取り合っており、Bさんは山梨方面だとわかり、湖周辺にいるのでは?と、真夜中にひたすら湖周辺道路をひたすら走り回っていました。同時並行で警察の方にも相談していて、東京でPHSを新たに買っていることがわかります。更に、そのPHSの電波で、位置が大体割り出され、その周辺に3台が集合しました。そこはホテルが集中しているエリアで、どこかのホテルに居るのかもしれないと、虱潰しに1件ずつ訪問しました。そして、Bさんがいる所が判明します。管轄の警察署にBさんが連れて行かれました。そして、僕らもその署へ向かいました。着いた頃には日が明るくなっており、署の駐車場で僕らは新年を迎えました。笑

確か、Aさんのお父さん、Cさん、僕のみが、Bさんの拒絶により署内で会えず、他の捜索メンバーはBさんと署内で話をしました。Aさんが署内でBさんと話をしていたので、僕らは車内で待ち、話を終えてから帰途につきました。その後、Bさんも都内の家族へ引き取られ帰宅します。ここからも、まだ問題が長引きました。Bさんが僕がAさんをそそのかしたから、夜逃げをする結果になったのだと主張し始めます。そして、Aさんは自分が責め続けられるのから逃げたかったのか、Bさんの僕のせいだという主張を否定しなくなります。僕の親代わりの片方が間に入り、Bさんの僕への怒りを何とか逸していました。最後の最後に、僕はAさんから梯子を外されたのです。笑

僕は、Aさんの問題に対して真剣に考えることが馬鹿らしくなったので、もう片方の親代わりがカウンセラーなので、その人に繋ぐ形でフェードアウトしていきました。その一件以来、誰かに裏切られたりしても最終的に許せそうかな?と、思える人のみと接するようになりました。昔から、問題を抱えている当事者や当事者家族の問題に巻き込まれることが多かったのですが、凄い警戒するようになりました。今では、自分の心が向く人としか、一切個人的には接しませんし、問題を投げかけられても耳を傾けません。笑 何だかんだ、初回相談から1年間くらい巻き込まれたトラブルでした。

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