ヨハネスブルグ⇔マプトのフライト時間が長くなった件
トップ画像:Nowbowさん from Illust AC
私は今までにモザンビークを30回以上訪れており、
いつも首都マプトからわずか400キロ程度しか離れていない
南アフリカのヨハネスブルグから飛行機で入国します。
ヨハネ⇔マプト間のフライトの所要時間は、
機体にもよりけりではありますが、
初めて訪れた1997年から5~6年間程度は、
いつも1時間以内でした。
ところが、
それ以降、同じフライトが、
1時間半程度、
場合によっては3時間以上掛かるようになってしまいました。(驚!)
さて、どうしてだと思います?
*****
なんと!
ヨハネ ⇔ マプト間のフライトといえば、
国際線である。
↓
国際線であるということは、機内食を出さなければならない。
↓
1時間も掛からないフライトで
機内食を出すとなると、
気流の都合で出せるタイミングが遅れると、
CA達が髪を振り乱して、
大声で
「キャーッ、このフライトは短かすぎるのよ~っ!」
などと半ば悲鳴をあげながら
乗客の手からひったくるように
配ったランチボックスを回収するといった
見苦しい状況に陥ることが多々あり、
これでは航空会社のイメージとしてもよろしくない。
ということになり、
↓
であれば、
「遠回りして飛べば、ゆっくりサービスができるよね!」
ということになり(笑)
2003年頃からだったかな(?)と記憶しているのですが、
ヨハネ ⇔ マプト便は大きく弧を描くように飛ぶようになり、
めでたく(?)
ゆるりとエレガントに機内食のサービスができるようになりました。(爆!)
また、
「どうせ余分に飛ぶんだったら、いっそマプトを通り越して
もっと北の町まで行っちゃって、復路マプトに寄るってぇのはどう?
そうすれば、北の町へ行く人にはとても便利になるし、
北の町から首都マプトへの
国内線としても利用してもらえるし~♪」
という案も、どうやら採用されたようで、
(私はマプトに行くのにそんなアホなフライトに乗ったりしませんが…)
ヨハネの O. R. Tambo 空港で自分が乗るフライトのステータスを見ようと
フライトインフォメーションボードに目をやると、
その手の「ありえへん航路」のフライトが
結構何便も飛んでいることがわかります。
(日本だったら、「大阪発札幌経由羽田行き」みたいな? >爆!)
ちなみに直行便が満席だったからとか、
その後マプトから別の国内線に乗り継ぐのに
国内線ターミナルで長時間待つのは嫌だからといった理由で
実際そういったフライトを利用したという
人に遭ったこともあります。
*****
価値観の違いというかなんというか…。
「やっぱりアフリカは
思い掛けないことだらけだから面白い!」
としか言えません…。笑
本日もお読み頂き、ありがとうございました!
※ 「夜間飛行 魔女と黒猫」はこたつぶとんさんの作品です。
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