「子供の日」もブラジルだけが別
今日は「こどもの日」ですね。
ちなみに
世界で「こどもの日」が5月5日なのは、
日本と韓国だけだそうです。
1925年ジュネーブで開催された
「子供の福祉世界会議」において
6月1日が
「国際子供の日(International Children's Day)」に
制定されたことから、
世界の国々の多くが6月1日を「こどもの日」としています。
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ポルトガルでも6月1日が「こどもの日」とされており、
それに倣って、
旧植民地である
アンゴラ、カーボベルデ、ギニアビサウ、サントメプリンシペ、
東ティモール、モザンビークの6か国でも
6月1日を「こどもの日」としています。
一方のブラジルはというと、
「子供の福祉世界会議」が開催された1925年には
既に独立国であった上、
その時点で既に「こどもの日」が制定されていたこともあり、
またしても
「やっぱりブラジルだけ違うのね!」
という結果になってしまいました…。
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ブラジルの「こどもの日」は10月12日です。
これは、
1923年の「南米子供会議」が
当時ブラジルの首都であった
リオ・デ・ジャネイロ市で開催されたことに起因し、
翌年の1924年に正式に
「10月12日」が「こどもの日」として制定されました。
ただ、これが直ちに根付くことはなく、
1955年にブラジル最大の玩具メーカーである
「Estrela【エストレーラ】社」が
大々的なキャンペーンを行ったことで、
徐々に定着していったのだそうです。
なんだか日本のバレンタインデーやハロウィーンの
「流行り方」に似た話ですね…。>笑
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最後に、「小さな世界」(原題:“It’s a small world”)の
ブラジル版「Pequeno Mundo【ペケーヌ・ムンドゥ】」を
お聞き下さい。
最後までお読み&お聞き頂き、ありがとうございました!
※ 「雨のこどもの日」、否、「3兄弟で遊びます ネコ」は
こたつぶとんさんの作品です。
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