見出し画像

ブラジルではセロテープのことを...

ブラジルではセロハンテープのことを

「Durex【ドゥレッキス】」


といいます...。

勿論メーカー名が製品名に転じたケースです。

しかもブラジル以外では、
世界各国の人々が
聞けば「ああ、避妊具メーカーね」と
ピンとくる会社名です…。

そして無論ポルトガルも「ブラジル以外の国の仲間」です…。>笑

しかも!


ポルトガルでは避妊具の通称の方が

「Durex【ドゥレックス】」


なのです…。

(やれやれ...。💦)



なんたっていつもこうなるんでしょうね...!
相性悪すぎでしょう! orz…

😓😓😓


では、ポルトガル率いる欧州葡語圏では
セロテープのことを何というかというと、
答えは

「Fita cola【フィッタ・コーラ】」


で、

これを直訳すると「のりテープ」なので、

これはこれで、ブラジル人が聞くと、

「何、そのダサい言い方?」


てな反応になります…。

というのも、

ブラジルにも
「durex」以外に「粘着テープ」の総称として

「fita adesiva【フィッタ・アデズィーヴァ】」


という表現があるのですが、

これは

英語の ”adhesive tape" に匹敵し、
「adesiva (英:"adhesive")」という形容詞が
「fita (英:"tape")」を修飾している形式の熟語なので、

欧州葡語の「fita cola」のように
「fita (=テープ)」「cola (=接接着剤)」という
2つの名詞を並べただけのものより
「高度」だと感じてしまうからかと思われます。

◎◎◎◎◎


というわけで、

今回も毎度の
伯葡語と欧州葡語が相容れないという話でしたが、

ブラジルにはこの手の
「メーカー名が製品名として定着したケース」
結構多いので、

次回はそれらをご紹介しますね!

お読み頂き、誠にありがとうございました!


※ 「学者風 電球」はこたつぶとんさんの作品です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?