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可愛い話を読んで恐ろしいことを思い出す「ギャップの人」な私...

先日のこたつぶとんさんの子供時代の思い出の記事 ↓ を読んで

あろうことか、Shiomin は...

「こんな可愛いお話からそんな物騒なことを連想するなんて!」

と、ひんしゅく浴びまくりなことを
思い出してしまいました…。

というのも、
こたつぶとんさんの記事に道に雪の壁が出来ることもあったと
書いてあるのを読んで、

「ああ、数十年前のアフリカのアンゴラ共和国の場合は
道路沿いの
雪ではなく土の壁だったなぁ…。
そしてその壁の上には数多くの対人地雷が…」

などという
まさに物騒極まりないことを思い出してしまったのです…。

💀💀💀

今はそのような場所は自然地形によるもの以外は
見掛けませんが、
戦時中~終戦 (2002年) 直後までは
首都ルアンダから地方へ向かう街道は、
山を切りっぱなしにしたり
舗装工事の際に出た土砂を積み上げたままにしたような
「雪の壁」ならぬ「土の壁」が両側にある区間が多く存在し、
一見道路そのものが塹壕のように見える状態だったのですが、

そのような区間を通っているあいだは、
当然周りの景色が全く見通せないわけですね…。

とくに土砂を積んだ小山は、
首都ルアンダに程近い地域に多く、
しかも
積んであるのは海沿いのルアンダが見下ろせる側なので、

夜な夜な反政府軍が徒歩でルアンダへ向かおうとすると、
ヘトヘトになりながら
永らくこの両側が壁の道を歩き続ければ、
どうしたって、

「この土砂の山の上から、あとどのくらいか見てみよう!」

と思う者が出るわけで、
その土砂の小山をよじ登ると、そこで

ドッカーン!!

対人地雷が爆発して、
その負傷者への対応で部隊の足並みに遅れが生じ、

しかもその音で首都側(政府側)は
敵が向かっていることを察知する



という「仕掛け」です…。

💀💀💀

「地雷原」というと平らな土地をイメージしてしまうので、
高いところに仕掛けられているものが
多くあるというのは、私自身、以外だと感じた知識の一つです…。

それにしても当時はというと、

国境なき医師団の車が地雷で吹き飛んだと聞かされたり、

終戦直後に地方に向かおうとした際、

「舗装道路は安全ですが、
車が止まっても脇の未舗装部分を踏んではいけません」

と、懇々と言われていた街道上で車が故障して
何時間も立ち往生したりと、

実にいろいろな経験をしたものです…。

😢😢😢

ちなみに地雷原のある地域へ仕事で行く日本人女性は
たとえそこが砂漠気候であったとしても
必ず折り畳み傘を持っていくというのをご存じですか?

そう。お察しのとおり、
上で述べたような街道上で
どうしても用を足さなければならなくなったときの
目隠し用に傘は必需品なのです…。

ちなみに私はその方法に頼ったことはありませんが、
朝から水分を控え、
凍らせたペットボトルのミネラルウォーターを持ち、
炎天下、それをチビチビとしか飲まない生活に
慣れてしまった結果、
腎臓や膀胱の働きがかなり悪くなった気がします...。>苦笑

😅😅😅

そんなこんなで、
こたつぶとんさん、折角の楽しい記事を
恐ろしい話の引き合いに出してしまって
ごめんなさい。

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そして読んで頂いた皆様、
誠にありがとうございました!

極寒雪だるま

※ 「道の壁は雪に限る!」否、
「極寒雪だるま」はこたつぶとんさんの作品です。



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