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ポルトガル語では「Ja」「Ji」「Ju」「Je」「Jo」は「ジャ」「ジ」「ジュ」「ジェ」「ジョ」なのよ!!

テレビの番組などで
「ブラジル人の『ホセ (José)』さんは...」
だの
「ホアキム (Joaquim) さんによると...」
だのというナレーションが流れる度に私は …

(; ̄□ ̄)ゝなぬっ?

<(´ロ`;)>ノォオオオオオ!!

ォィォィ…(;´д`)ノ

/(^o^)\ナンテコッタイ

ォィォィヾ(-。 -;)ナンデヤネン

(*`⌒´) =3

ってなります...。w

だって、
ポルトガル語では「Ja」「Ji」「Ju」「Je」「Jo」
「ジャ」「ジ」「ジュ」「ジェ」「ジョ」なんですもの!

※ いや、厳密には「Ja」「Je」「Ji」「Jo」「Ju」という順序なんです
  けどね!w
  ちなみに「José」は「ジョッ」、「Joaquim」は「ジョアン」と
  読みます ♪
  ちなみに「Javier【ハヴィール】」は、ポルトガル語では「Xavier
   【シャヴィール】」です。(日本語は「ザビエル」ね♪)

❇❇❇

日本にいると、

「私は南米の『通』でスペイン語もかじりましたから
『ja ji ju je jo』は『ハヒフヘホ』だと分かるんですよ!
( ̄^ ̄) ドヤッ!」

とか言う人を結構見掛けるのですが、

なんたって猫も杓子も
「スペイン語がこうなんだから、ポルトガル語もこうに違いない!」
と思うのかが

謎!謎!謎~っ!!

🙀🙀🙀


ちなみに、かれこれ30年以上前のこと、
ポルトガル語関係者等が
某国営放送に

「ポルトガル語講座も作りましょう!」

と持ち掛けたところ、

「スペイン語講座があるのだから、いらないでしょう!」

と断られ、
それでもめげずに何度もアプローチし続けたところ、
10 コマ(だったかな?)の

「短期の番組を作らせてやるから」

と、黙らされたとか…。

😓😓😓


そんなこんなで
3億人弱もの話者がいる割に
マイナー言語の座から離れられないポルトガル語ですが、

ブラジルの貧困層にとっては
逆にスペイン語がマイナー…というか、
意外と遠い存在だったりするので、

案外こんなことも実際にありそうです!( *´艸`)

『Registro(登録・届け出)』

「お子さんにお付けになるお名前は
Alessandro
【アレンドロ】でいいでしょうか」
 
↾ この名前は実在します。      

「いいえ…、R が2つの Alerrandro【アレンドロ】です、
あの有名な歌と同じように…」

😅😅😅

ポルトガル語で「アレハンドロ」と読めるようにとするとなると、
確かに R が2つになってしまいますね…。💦

  ※ ポルトガル語で「ハ」「ヒ」「フ」「へ」「ホ」と読むのは
    語頭の「ra」「ri」「ru」「re」「ro」と、「子音+R+母音」
    という並びの場合と「母音+RR+母音」という並びの場合で、
     「母音+R+母音」の場合は日本語の「らりるれろ」にそっくり
    な「ラ」「リ」「ル」「レ」「ロ」と読みます。

スペイン語圏と縁がなく、
学歴も低いブラジル人の場合ですと、
よもや
スペイン語では「ja」「ハ」と読んで、
「アレハンドロ」は 実は「Alejandro」なのだとは
思いも寄らないでしょうからね …!👀w

❇❇❇

因みに「J」ともスペイン語とも関係ありませんが、
上の漫画に出てくる
「登録・届け出」という意味の「Registro【へストロ】
ブラジルのポルトガル語(伯葡語)であり、
ブラジル以外のポルトガル語(欧州葡語)では
「Registo【れシトゥ】になります。
           ↾この「れ」は軽い巻き舌ね♪

これまたブラジル人の9割以上が知らない事実なので、
ポルトガル語の文献やサイトなどで
「registo」と書いてあると、
ブラジル人は、十中八九誤植だと思ってしまいます...。💦

😅😅😅


そんなこんなで、
似ている言語であればある程
細かいところに配慮しながら学ばなければならないので、
例えば私の通った大学では
スペイン語学科が非常に厳しかった
といった話を以前しております。

⇑ まだ note を始めてまもなく、
「まだまだ真面目に記事を書いていた時代」の記事ですので、
よろしければ覗いて下さいね ♪ w


本日もお読み頂き、まことにありがとうございました!


あ、折角なので、
ガガの「アレハンドロ」を貼ります。

(⇓ 英語歌詞付き)

(⇓ 歌詞のポル語訳付き)


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